携帯の目覚ましで予定通り6:00に起床を果たします。厚かましくもモーニングコール頼んでしまっていたので、それも併せて完全ウェイクアップを果たせました。いや、目覚まし時計忘れちゃってねぇ、、、。約八時間寝ましたが、さすがにインプレッサの運転席では熟睡できませんでしたよ。スタートの九時から逆算したら、やはりこの時間に起きなければ、ってところです。昨日買ったパンをかじりながら、少しづつ身支度を整えていると、颯爽とIさんが登場します。今年初頭に海外出張から戻ったIさんは、レンタカーにバイクを積んでの参戦。この気合。さすがです。レース準備をしていく中で、二つ目の忘れ物に気づいてしまいます。
タオルがないんですよ、タオルが。
お着替えに使ったり、泳ぎ終わってバイクに乗る時の砂拭きなどに使ったり、帰りに銭湯に入ったり、、、とたくさん使用予定満載だったりするのですけど、。結局Iさんに一枚タオルを頂き、なんとか最低限の用途は果たせそうな雰囲気となりました。ほかに忘れ物はないか、と自分に疑心暗鬼にもなりますよ、ええ。
そうこうしていると、ホノルル・和歌山アクアスロンとともに参戦したYさんが登場します。和歌山からフェリーで徳島までやってくるという効率のよさを発揮されてました。いかにもランナー然とした体格のYさんに、前回のアクアスロン(その1、その2)では完膚なきまでにランでちぎられて負けてしまいましたが、今回はリベンジを果たしたいところです。
そんなこんなで、会場設営も少しづつ進んでいきます。
用意もほぼ終わって、台風が沖縄の方に来ているとかで荒れ気味の海を見に行きます。そんなにひどいのでしょうか、、、。
奥の方の打ちつける波が見所です。私は非常に楽天家なので、ちよっと沖に出れば波くらい平気の平左だとたかがくくりぎみだったりしていますが、これまたあとで痛い目にあうこととなります。
こんな感じで、トランジションエリアにバイクを立てかけてレースに備えます。完全に着替え終わってしまうころには会場に人が少しづつ増えだして、あーとかうーとかいってマイクのテスト中も連呼されたりで、少しづつイベント開催モードが濃くなってきます。あまり自分というものを持っていない私は、こういうムードに流されて少しづつ臨戦態勢が強くなっていきます。
スタート30分前くらいから、入水チェックが開始します。水温自体は23℃との案内があり、予想よりも若干低めではありましたが、泳ぎだして体さえ温まってくれば普通に泳げるレベルの水温です。しかしなんでしょう、八時半でこの暑さ。レース前は冷静になんかなりきれませんですけど、今考えると無謀そのもののような気がしてなりません。
沖縄のほうにタイフーンが来ているということで、波が荒いというのは事前にわかってはいました。しかし、、、東宝映画のオープニングのごとく押し寄せてくる荒波。私は当日の海の写真をとり損ねましたが、ちゃぴさんのブログをご覧頂くと、その様子がうかがい知れます。ふつうなら赤旗もんですって、共産党の新聞のことではないですよ。
で、赤旗うんたらの件は、 http://www.backwash.jp/lifesaver/aokiaka.htm をご参考ください。波打ち際には1mにもなるくらいの強烈な波がやってきています。さすがの無鉄砲で無神経な私でもびびり出します。
一応試泳は、日和佐漁港の湾内での泳ぎで穏やかな内海でのものでした。水の感触を確かめながら、クロールで体をほぐしていきます。周りを見ると、やはりみんなウエットスーツを着ています。私以外でウエットスーツ着ていない奇人さんを探すのも困難なくらいです。そうなってくると意地でも着てやるかという気もしなくもないですが、そのうち買いに行くことにしましょう。
スタート時間が刻一刻と迫る中、本スタートの海岸に移ります。今回は、沖まで750m行って帰ってくる本格的なコースです。足が付く付かないとか、岸辺が近いとかいうこともなく、かなり本格的なコース設定となっています。まあ、いざとなれば、大きなブイにつかまれば何とでもなるのでしょうけど。それにしても、この波はいったいどうしたことでしょうか。海に向かっての突入はさすがに皆さんかなりへっぷり気味です。次第にギャラリーが増えていく中、開会の挨拶とかやっているようでしたが、みんな打ち寄せる波のことで頭の中いっぱいでそれどころではありません。
そして、9:00になり、第一ウェーブの皆様総勢150人が海に向かってスタート、、、できません。いやピストル鳴った瞬間大きな波が来てまして、20秒くらいロスされています。運が悪いというか、かわいそうというか。そうやってニヤニヤしていると私が属する第二ウェーブのスタートがやってきます。
「バーン」
とうとうスタートです。波に向かって一目散ダッシュです。押し寄せる波に逆らって必死に泳ぎだします。位置取りのバトルはそんなに激しくなく、進みだしますが、、、正直バトルする余裕を見出せないくらいの波でして、前に進んでいる様子が全く感じられません。下手にヘッドアップして前方確認しようものなら、水を飲んでしまうこと確実な情勢ですので、息継ぎを大きく取って右手に見える大きなブイとの距離を確かめながら必死に泳ぎます。そうこうしているうちに、ゴーグルが曇りだして、ただでさえ目がよくないのに、ますます視界が狭まってきてしまいます。沖に出ていっても波はとどまらず、いつか泳ぎ酔いするのではというくらいゆらゆら天国なスイムです。波がザブンザブンある中で、どれくらい塩水を飲んでしまったかわからないくらい飲んでしまっています。はっきり言って、パンチドランカーみたいなもんで、折り返しのやく16分ほどが長くて長くてもう、ってくらい長いスイムでした。
折り返しからは陸に向かって一直線で、波も今回は味方してくれそうなところですので、リラックスでき始めます。そうなってくると、こんな沖で位置取りバトルをはじめやがる元気な方々が複数いらゃっしゃって、、。いや、大体ぶつかってくるのは第一ウェーブの方々ばっかでして、、(帽子の色でわかる=少なくとも私より泳ぎが遅い)むきになってけり倒して先に行くのも手なんですけど、確実にバイクで抜かれそうなので、無駄なエネルギーを極力使わずに、楽な手ごたえで岸へ向かって泳いでいきます。
岸に着いた時点で、時計は32分を軽く回っていました。波の荒さがあったとはいえ、正直、「しまった」という思いを抱きながら、バイクが置いてあるトランジションエリアへと走っていきます。まあ、バイクではこれをはるかに超える「しまった」を体のそこから実感することになるのですが、、、。
タオルがないんですよ、タオルが。
お着替えに使ったり、泳ぎ終わってバイクに乗る時の砂拭きなどに使ったり、帰りに銭湯に入ったり、、、とたくさん使用予定満載だったりするのですけど、。結局Iさんに一枚タオルを頂き、なんとか最低限の用途は果たせそうな雰囲気となりました。ほかに忘れ物はないか、と自分に疑心暗鬼にもなりますよ、ええ。
そうこうしていると、ホノルル・和歌山アクアスロンとともに参戦したYさんが登場します。和歌山からフェリーで徳島までやってくるという効率のよさを発揮されてました。いかにもランナー然とした体格のYさんに、前回のアクアスロン(その1、その2)では完膚なきまでにランでちぎられて負けてしまいましたが、今回はリベンジを果たしたいところです。
そんなこんなで、会場設営も少しづつ進んでいきます。
用意もほぼ終わって、台風が沖縄の方に来ているとかで荒れ気味の海を見に行きます。そんなにひどいのでしょうか、、、。
奥の方の打ちつける波が見所です。私は非常に楽天家なので、ちよっと沖に出れば波くらい平気の平左だとたかがくくりぎみだったりしていますが、これまたあとで痛い目にあうこととなります。
こんな感じで、トランジションエリアにバイクを立てかけてレースに備えます。完全に着替え終わってしまうころには会場に人が少しづつ増えだして、あーとかうーとかいってマイクのテスト中も連呼されたりで、少しづつイベント開催モードが濃くなってきます。あまり自分というものを持っていない私は、こういうムードに流されて少しづつ臨戦態勢が強くなっていきます。
スタート30分前くらいから、入水チェックが開始します。水温自体は23℃との案内があり、予想よりも若干低めではありましたが、泳ぎだして体さえ温まってくれば普通に泳げるレベルの水温です。しかしなんでしょう、八時半でこの暑さ。レース前は冷静になんかなりきれませんですけど、今考えると無謀そのもののような気がしてなりません。
沖縄のほうにタイフーンが来ているということで、波が荒いというのは事前にわかってはいました。しかし、、、東宝映画のオープニングのごとく押し寄せてくる荒波。私は当日の海の写真をとり損ねましたが、ちゃぴさんのブログをご覧頂くと、その様子がうかがい知れます。ふつうなら赤旗もんですって、共産党の新聞のことではないですよ。
で、赤旗うんたらの件は、 http://www.backwash.jp/lifesaver/aokiaka.htm をご参考ください。波打ち際には1mにもなるくらいの強烈な波がやってきています。さすがの無鉄砲で無神経な私でもびびり出します。
一応試泳は、日和佐漁港の湾内での泳ぎで穏やかな内海でのものでした。水の感触を確かめながら、クロールで体をほぐしていきます。周りを見ると、やはりみんなウエットスーツを着ています。私以外でウエットスーツ着ていない奇人さんを探すのも困難なくらいです。そうなってくると意地でも着てやるかという気もしなくもないですが、そのうち買いに行くことにしましょう。
スタート時間が刻一刻と迫る中、本スタートの海岸に移ります。今回は、沖まで750m行って帰ってくる本格的なコースです。足が付く付かないとか、岸辺が近いとかいうこともなく、かなり本格的なコース設定となっています。まあ、いざとなれば、大きなブイにつかまれば何とでもなるのでしょうけど。それにしても、この波はいったいどうしたことでしょうか。海に向かっての突入はさすがに皆さんかなりへっぷり気味です。次第にギャラリーが増えていく中、開会の挨拶とかやっているようでしたが、みんな打ち寄せる波のことで頭の中いっぱいでそれどころではありません。
そして、9:00になり、第一ウェーブの皆様総勢150人が海に向かってスタート、、、できません。いやピストル鳴った瞬間大きな波が来てまして、20秒くらいロスされています。運が悪いというか、かわいそうというか。そうやってニヤニヤしていると私が属する第二ウェーブのスタートがやってきます。
「バーン」
とうとうスタートです。波に向かって一目散ダッシュです。押し寄せる波に逆らって必死に泳ぎだします。位置取りのバトルはそんなに激しくなく、進みだしますが、、、正直バトルする余裕を見出せないくらいの波でして、前に進んでいる様子が全く感じられません。下手にヘッドアップして前方確認しようものなら、水を飲んでしまうこと確実な情勢ですので、息継ぎを大きく取って右手に見える大きなブイとの距離を確かめながら必死に泳ぎます。そうこうしているうちに、ゴーグルが曇りだして、ただでさえ目がよくないのに、ますます視界が狭まってきてしまいます。沖に出ていっても波はとどまらず、いつか泳ぎ酔いするのではというくらいゆらゆら天国なスイムです。波がザブンザブンある中で、どれくらい塩水を飲んでしまったかわからないくらい飲んでしまっています。はっきり言って、パンチドランカーみたいなもんで、折り返しのやく16分ほどが長くて長くてもう、ってくらい長いスイムでした。
折り返しからは陸に向かって一直線で、波も今回は味方してくれそうなところですので、リラックスでき始めます。そうなってくると、こんな沖で位置取りバトルをはじめやがる元気な方々が複数いらゃっしゃって、、。いや、大体ぶつかってくるのは第一ウェーブの方々ばっかでして、、(帽子の色でわかる=少なくとも私より泳ぎが遅い)むきになってけり倒して先に行くのも手なんですけど、確実にバイクで抜かれそうなので、無駄なエネルギーを極力使わずに、楽な手ごたえで岸へ向かって泳いでいきます。
岸に着いた時点で、時計は32分を軽く回っていました。波の荒さがあったとはいえ、正直、「しまった」という思いを抱きながら、バイクが置いてあるトランジションエリアへと走っていきます。まあ、バイクではこれをはるかに超える「しまった」を体のそこから実感することになるのですが、、、。