今しがた、長崎より大阪の地へと戻ってまいりました。ずっとJRで来たんですが、途中博多で下車して少しばかり食べてみたかったものを求めて市内小旅行をしてきました。といっても地下鉄二駅、行って戻ってきただけなんですけど。
めんちゃんこ、なる食い物。これを食べるためにです。そういえば昨日の夜まで三夜連続して鍋食ってた気がしますが、まあ気がするだけでしょう。なぜ実家に帰ってまで一人でいるのとおんなじ食生活を繰り返してしまったのか、今ひとつ思い出せません。で、このめんちゃんこ、別に博多名物というわけではなく、この店でしか食べられない様子。なかみは、字面の通り、ちゃんこ鍋の仕上げで食う麺を単品で食べましょう、というものです。普通に考えて、失敗作はなかろうと推測される物品。それにしても店舗展開が、博多・ハワイ・ニューヨークとなっていますが、誰か脇腹になんか刺してでも進言しなかったんでしょうか、トップの方に。個人的に少しだけ気になります。
店行ったのが昼の二時回ってただけあって、客は一人のみ。そもそも、20人くらいしか入りませんよこれ。それなのに海外展開。わからん。で、何頼んでもよかったんですけど、お勧めらしい、「チゲみそ牡蠣めんちゃんこ@900円」を注文しました。なんか辛さが四段階から選べるらしかったのですが、新年早々一番辛い鬼辛とかいうのはやめといて、次に辛いらしい大辛でとりあえず行ってみます。男なら鬼だろ、という声が脳内でかなりうごめいているんですけど。
注文して鍋に火入れるんで、6-7分待てとか張り紙があります(こういうのを取ってないんだよな、弱い)が、そもそもそんなん普通の範疇じゃん、とかひとりごと言いながらビールを注文する私。
さて、来ましたよ。二番目に辛いとかいうやつ。
えーと、まずはスープ。うん、チゲだ。胡麻と豆板醤の味が強く出てますね。それと味噌の味と合わさって、結構なコクじゃないですか。うまいようまい。辛さは、、、うん、普通じゃん、、、、、と思った瞬間来ましたよ。ふた口でサングラス曇りやがった。何めし食ってるときまでつけてんだこのばかとか思いながら、外してそばにおきます。しかし、私はなたれなんで鼻水はしょうがないんですけど、頭中の汗腺が開きまくったように汗かいてしまっています。いやー、この辛さは、、、っていうほど出ないんですよね。唐辛子一辺倒というわけでないんで。そうですね、私のリミッタを少し超してるくらい。だとすると鬼は、、、。こわい反面、でも次はやんないと。で、麺も太目の麺でなんといいますかちゃんぽん麺というか、腰もちゃんとしっかりあって、煮込みに堪えうるストレート麺。すごくマッチしてますね。
というわけで、すごく満足な食事でした。わざわざ博多で降りたかいありました。次も行きたいところですけど、福岡はどこぞの某食い倒れタウン以上においしい店満載なんで、次もいけるかは正直疑問かも、です。すごくいい店なんですけど。
***
No.29 チゲみそ牡蠣めんちゃんこ (めんちゃんこ:博多)
【味の良さ】 ★★★★☆ 変な海外展開などやめて大阪に来てください。
【コストパフォーマンス】★★★☆ 牡蠣はなくてもよかった。
【怪食度】★★☆ 支店展開が少し怪しげ。
【鬼辛食えなかった私はへたれかしら度】 ★★★★ いちおう大辛であの赤さですぜ、だんな。