keihさんフェイバリットミートショップNO.2とかなんか言ってますが、そんなもん正確に数えたことなんて、、、まあ言わなくてもわかりますよね。とはいえ、NO1がこちらのお店だってのは決定事項でそこまで考えてNO2なんか書いたのですが。
で、南月。道頓堀店なんてあるくらいなんでどっかに本店があるはずなんですけど結局は行かずしまい。だって、ここで十分すぎるほどのコストパフォーマンスを発揮していることに加えて、なんといっても焼いた後の行動選択幅がすばらしくいい。鶴橋ではこうはいかないですねってくらい。なんつっても御堂筋越えた先に、、、いや何も言わないでおこう。
お店の佇まいも変わらず、、、と店に入ってみると中は改装されてちょっとお洒落に。もともと煙吸引力が強いバーナー、服に肉焼きスメルがつきにくい店だったんですが、場所も場所だけに完全同伴仕様にメタモルフォーゼかと思ってしまいましたが、。以前書いたもんはこのへんから。
メニューみてほっと一息。値段もメニューも大差ないと踏んでよさそう。ってことは大丈夫だ。たぶん。
早速やってきたナムル盛りにチャンジャ。カクテキが混ざったチャンジャはこの店ならでは。変わらないあの味。よかった。レバ刺しもいい感じだ。最近食べそびれるケースだらけのレバ刺しだけに、感慨もひとしお。ナムルも本音では胡椒が効きくるっているモヤシだけでよかったのですが、たまにはいいでしょう。
そして肉、きたよキタアルよ。バラ・ロース・ハラミ・ミノサンド・トロテッチャンの五種盛り。店の内装が変わっても、やはりここのオーダーは一緒。大皿に盛られてやってくるのも一緒。妙に写真に写りづらいあたりも一緒ってのはなぜでしょうか。うーん。まあ照明の関係でしょうけど。
まずはロースを網の上に載せていきます。さっきのカクテキで得た安堵感がいつの間にか高揚感へ大きく変化していきます。
若干重い目のタレと肉と脂とで見事なコンビネーション。ああ、あの味だ。目を閉じて、ガッツポーズ。脳内に流れるのはQueenのウイアーザチャンピオン。肉の種類もチャンピオン牛とかいった最高級という肉ではありませんが、肉汁をこぼさないよう3-7での焼き。
さらにハラミ。
ひと息ついて、あたりの人に握手行脚したくなるかのような幸福感。白米が欲しくなるところですが、断腸の思いでビールをグイッと。
ミノサンドもトロテッチャン共々、オイリッシュで相変わらずな具合。ホルモンは脂身の残留こそが生命線と個人的には思っていますが、そういうハートにジャストミートってとこ。肉だけに。
ハチノスはこの店ならではの、表面の黒皮が残った状態。最近食べた記憶が皆無なハチノス。個人的にはハチノスといえば西中島南方の朋苑か、京都四条のホルモン千葉とかだと、甘さのあるハチノスを楽しめるのですが、その辺とはいささか趣向が違って歯ざわり重視というか。後で昔のブログ見ると、「ハチノスガッデム」みたいに書いてあって、やっぱりそうだったか、なんて思ってしまいましたが。
しかし、充実の南月。翌朝にかるいふつか肉状態になってしまったのもやはり南月ならでは。煙の臭いがつきにくいこともあるし、お値段もそう高くいかないってのも相変わらずで、安心するとともに久々の南月に大満足してお店を出て行きます。