梅田ニュージャパンに宿泊して迎えた朝。かるいふつか肉に、かすかに残ったアルコール。そんなもんは朝サウナで思いっきり飛ばして、、、さて何しようか。
肉を焼くにせよ、昼から焼くことができるお店ってのは、keihさんのフェイバリットミートショップの中には残念ながら残ってない状態。この週末は先週のトレーニング貯金を浪費してもかまわないと個人的に思っているだけに、たまには怠惰に朝とか昼から飲んだくれもいい感じだ。折角なんで昔行ってたところとかあれば、、、。あった。
ジョン○ルの店だ。ジョン○ルの。
少し説明をすると、ホワイティ梅田の某所に、カウンターのみの串カツ屋さんがあって、そこで給仕されている方がかの国の将軍様にそっくり、というそれだけの理由だけで足しげく通って、ちらちらカウンターのなかのジョン○ルさんを見ながらビールあおって串カツくってたお店。というか、そのジョン○ルさんは女性だときてるところが、keihさんが失礼極まりないやつだという証左にもなろうかって感じ。
入口の暖簾に懐かしさを胸に抱き、ジョン○ルさんがいるお店に入店します。
12時過ぎから飲んだくれの皆様でいっぱいのこの店が、一年半かそこいら来ないだけで店の雰囲気が変わるわけがなく、前に来てたときのまま。たぶん10年後にきてもこのままでしょう。二度漬けはうんぬんっって紙も、、、たぶん必要ないかってくらいの店っぽいし。
で、この辺の揚げ物をビールでやっつけていきます。いやー、いい感じ。
しかし、いない。お店のほかの女性陣からも、ねえさんねえさんと呼ばれて畏怖されている(思われる)ジョン○ルさんが。
なんてこと。
いや、そこそこ串カツおいしいんですけど、ジョン○ルさんがいないこの店となってしまっては価値は半減だ。それならこのホワイティの並びには他にも串カツ屋さんはたくさんあるし、そもそもここの店の名前もよく知らないし。だいたいつねにジョン○ルの店、という表現しかしていないし。
そうこうしているうちに、カウンターの中の人が入れ替わり、、、目の前にジョン○ルさんが。
顔の輪郭、眼鏡、眼鏡の奥の鋭い目、チリチリヘアスタイルに、なぜか無口なところ、、、。相変わらずのジョン○ルっぷりだ。いちおう、一人での訪問ではなかったのですが、もう一緒に来ている人との会話もおぼつかなくなってきた。このへんからしゃべった内容覚えてないし。
なんというオーラ。そしてなんという存在感。目の前50cmほどの距離にそびえたつジョン○ルさん。うかつになんかやらかすと粛清されてしまいそうなそういう感じ。
思わず串カツの追加注文とかしてしまいましたが、、、ああ、相変わらずの無愛想っぷり。この店は、なにか揚がったら他の女性の方は愛想良く「キスと玉ねぎ揚がりましたー」とかいって、トレイに入れてカウンターの中を回るのですが、このジョン○ルさんだけは、あまり大きくない声で「はいカツー」とトレイをすぐとなりの人に。
どっかりと鎮座した司令塔。そんな感じ。ってバルデラマか。ただ、他の方への指示とかはきびっとしてましたし、こちらがタコが云々とか話しをしてると聞き耳を立てる、、、というか、タコ揚げじゃないかと注文を聞き漏らさないよう意識を集中しているさまはさすが。
しばらくしたら交代でいなくなってそれは残念、ってところでしたが、久々のジョン○ルさん。いやーきてよかったよほんと。
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先ほども書いたとおり、店自体は大阪ならどこにでもありそうな串カツ屋さん。基本的には一度揚げておいて、注文を受けてから二度揚げして温めなおして出てくるようなお店だし、禁煙になんて府条例が決まってもしないような、そういう店。ただ、ジョン○ルさんのビジュアルと仕切りは一見の価値はあろうかと思います。って個人的に思い入れで書いてるだけなんですけどね。
なお、相変わらず店の名前書きとめるの忘れたんで、興味ある方はホワイティをがんばって探してみてください。