怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

2008 伊豆大島トライアスロン大会 バイク編

2008-06-11 05:03:12 | Un dou kai

海を上がり、ウェットを脱ぎながら坂を駆け上がっていきます。トランジションエリアに入る前の給水所で、塩水まみれになった口内へ水を流し込みますが、、、一杯では足りないところ。エリアに入って自分のバイクが置いてあるソーンへ走り、周りの選手の方々とも、「波がすごいですね」と会話しながらバイクの準備。靴下・バイクシューズ・ヘルメット・サングラス・ゼッケンベルトに補給食を背中ポケットに入れてバイクスタートへむかいます。バイクに乗ったところでラップタイムを押すと、4分。ここは海上がってからが長いので、こんなもんだ。去年と同じ4周回のスタート。


トランジション 4'09

バイクの周回コースは、海岸を左に見ながらかるいアップダウンが連続する湾岸線を走る前半と、大島空港脇から林の中のゆるい上り坂を戻ってくる後半部に分かれます。どっちかというと下り基調の前半でいかにタイムを稼いで、帰りの登りで集中を切らさず耐えるかが肝ってところ。

スタートしてすぐに周回コースに入りますが、ここがレースゴールがあるところで、絶好の観戦ポイントということでギャラリーたくさん。というポイントで観客の皆様に意味なく見せ付けるかのように一気に加速します。気づいたら早速一人オーバーテイク。ペダリングはケイデンス110で次のギアという、たぶんkeihさんに一番合っているだろう回しかた。加えて、下り坂ではギアを重くしてスピードのせてその勢いで登りへ突入ってのは基本。調子に乗ってくるくる回しますが、


時速が40kmを切らない。


ろくにバイクやっていないのにこんな数値が出るわけないよがははと一瞬疑心暗鬼。もちろん、レース前に8気圧までタイヤに空気を入れて、ってのはやったにせよ、こんなスピードは出ようがない。加えて、珍しく後ろから抜かれない。なんか知らないうちにパワーアップを果たしたのか、、、とここで思い出した。


今日は南西の風。


完璧なくらいの追い風でラッキーの一言。ってことは周回の前半はボーナスタイムということでとても望ましい展開。下り+大きな右折で一部ブラインド気味のカーブなんかも去年経験からそこまできついカーブではないことは分かっているのでスイスイと進み、前半最後の周回チェックの上り坂へ。ここからは一転登り基調となるので、ギアを下げて回転数キープ。そういや去年はホイールも重いやつだし、ペダリングも踏み込め踏み込めだったんでたぶん今年は進化してくれるぞ、とかるい優越感に浸って林の中へ。今度は、


防風林効果か、ほぼ無風状態。


行きが追い風、帰りは無風って夢のようなシチュエーションで、だらっとした登りもめげずにくるくる回した一周目ラップ。


一周目 18'12 HR/AVR171

速い。いや、このペースだと72分、、、いや後半落ちるだろうから75分とかのレベルだ。フルフラットの長良川とかでないと今まで出なかったようなタイムが目指せそうな雲行き。もちろん何台か抜かれてますが、きつい登りとかでめげてないせいか、いつもみたいな圧倒的な力を見せ付けられてのオーバーテイクとかではないので、やっぱり調子もいいのかも。とはいっても抜かれた方々に追いつくのはやっぱしんどいけどさ。海岸線のアップダウンもお手の物、というところであっさり二周回が終了。


二周目 18'09 HR/AVR168

一周目よりかはすこし乗る距離が短いってのもありますが、さらにタイムアップ。72分はあれですが、あと半分なんでそうとうバイクで稼げそう。。。ってところで、腰が痛くなってきた。そういえば去年もここで腰やられたんだった。そうして腰をおさえているうちに何台か抜かれていくのはくやしいところ。加えて、最近攣りやすい左の足首が少し痛くなってきた。力まず、太腿と腹筋背筋に力を入れてのペダル回しを行ないますが、やっぱ腰つらいよ。給水で一本目のカーボショッツを摂取しあとに備えたり、ですがやっぱり、ペースダウンか。


三周目 18'51 HR/AVR168

ラスト一周。困ったことに汗が目に入ってきた。しみるし危ない。拭こうにもサングラスつけているんで、、、目を開けて進むことがつらい。サングラスは紫外線・ごみ除け・ドライアイ防止と効果があるから、、、といいながらこの時点で後半突入。あと10分かそこいらだったら別に大丈夫なはず、というところでサングラスを外して最後の5kmに挑みます。日頃とは違う感触にかるい違和感を抱きながらも、初夏の木立を突っ走る気分は格別なもので、腰の痛さとか体の疲弊を一時的に忘れさせるようなライディング。新鮮な感覚を楽しんでいるうちに最後の分岐を過ぎ、バイクを下車します。


四周目 19'36 HR/AVR170

ってところで、トータルは、

Bike40km 76'48

四周回全て20分を下回ってこのタイムか。かなりいい感じかもと思いながら、トランジションでバイクを降りて、靴をラン用に変更。サンバイザーを着用してトランジションをさくっと脱出します。

トランジション 1'21

この時点であとラン10kmを残して、ラップタイムが1時間52分30。仮に60分かかったとしても2時間52分と今までと比してもけっこういいタイムの部類。もし、、、50分で走りきれば、と腰をさすりながら最後のランに突入します。

コメント
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