前日の嬉野につづいて、佐賀県西部編。有田といえば、近鉄のキャッチャー、、、いやいや有田焼の町として著名だと思いますし、身分不相応にこんなところ行って泡吹いて倒れそうにもなりましたが、。それよりか竜門峡ってすごいいいところがありまして。

まあダムなんですが、日本名水百選のひとつである竜門の清水が出るところでもあるみたいです。そこの山奥に実は幼少のころから何度も連れて行ってもらってたお店がありまして、そこを訪問するのが今回の目的だったりもします。ちなみに、運転しながらかけてたサングラスは、運動時愛用しているスワンズの偏光グラスなわけですが、光の反射も関係なく水の底なんか見えてしまって意外に水そんなにないなとかわかって、、、いや役に立っているのかわかりませんけどさ。

そのお店の竜門亭。どうにも料亭のような感じの作り。入口にはこんな壷まであって横目で値踏みしながらふと足を踏み入れてしまうと、ついつい財布の中身を確認してしまいたくなったり、クレジットカードの今月の残高大丈夫だったのかなとかと心配してしまいそうなところ。じっさいkeihさんの父上は、人に連れてきてもらったあと家族4人で来て、近眼で見た領収書の左端に数字の8が見えて、「おい4人で8マンかしまったな」と思ったそうです。実際は8000円とかで雰囲気でカネ取らない至極良心的なお店、ながらも、、、。

そう、じつはここは鯉で有名な料亭でして、個室の外を見るとこんな感じで皆さんそよそよ泳いで泥を抜かれて食卓にのぼるのを待っているというか、ある意味ここもまな板の上ってやつなんでしょうか。しかも、妙に景色いいし。なんかお見合いとかに向いてそう。ああ、人生で一回くらいお見合いしてみたかったなぁ。「ご趣味はなんでしょうか、、」とかいわれて、「うさん臭いもん食べ歩くことです」とかいって見たりした挙句、相手に無言で帰られてみたりとかさ。

テーブルの上にはこんなの敷かれてるし。出来てそろそろ90年ですか。keihさんの人生三回ぶんか。そう考えると重いのか軽いのか、、、いややめとこう。

この洗いで二人前。0930さんは鯉はどうもと言って別の注文しましたこともありますが、いやこの量は半端なくありませんか。すこし残しちまったよもったいない。

こいがみそたい!かなんか知りませんが、自家製らしいゆずの風味たっぷりのゆず胡椒をたっぷりつけて酢味噌で味わう鯉。同じ佐賀県でも小城あたりで鯉を食べられますが、やっぱこっちのほうが個人的には好みというか、でも、違いをうまく述べられるほど表現豊かではありませんがな。はぁ。まあ水が綺麗なとこだけに、ハズレはありませんね。
あとやってくる鯉こくは、、、ただの味噌汁にしか見えないんで写真とってないんですが、いやいや、コラーゲンたっぷりでお肌にジャストミート!!!ってのはアレですが、いや油膜が張りそうな勢いのコラーゲンに濃い目の味噌。10年以上食べてないとは思いますが、あの時と変わらない味に感服。

もう少し緑が少なく岩肌露出であれば、山水画みたいな景色だったんですが、、、いやほんといいところですよ。ハウステンボスなんか来るんだったら、ここまで脚伸ばすべきかと思います。はい。