さて後半戦。ゴールタイムは3時間を切るとかそういうレベル感ですが、疲弊度合いでいうと全くたいしたことがない状況。これは、人といるってのもありますが、やはりコースの平易さが大きい感。いうほど平易でもないしそもそもガンガン走ってはいませんが、今回一緒にいた方とは かつていっしょに塔ノ岳からヤビツへ縦走した経験があり、あの時と比べるとなんてことはないという刷り込みかも知れません。この話をしたところ、 いち塔ノ岳=アップ1200mという定義づけで合意を図れて、雲取山が1.5塔だとかそういう話になりましたがその話は後ほど。
もう時間は10時半を回って、そろそろ観光客の方々が増えてくる時間帯。浄智寺から源氏山公園までは観光客行列の後ろについてくる形でのんびりとしたもの。思いっきり観光コースなので仕方ないのか、とおもっていると、。
ああこれか。
これならやっぱり仕方ない。
思いもかけず見事な桜にしばし見とれる瞬間。
気を取り直して巡航。時おり見える遠景は、海が近づいていることを実感させられます。「あの坂を上れば海が見える」というよりかは断片的に何度も見えてはいるのですが。しかしちょっとこのフレーズをググって見ると、むかし教科書に載ってたあの文章が心に刻まれている人が結構いたんだと感心。
あれだけ多かったみなさんも、源氏山公園を過ぎるとほとんど皆無な状態。だからといってぶっ飛ばすこともないんですがね。
で、大仏切通まで到達。地図上は、県道32号を越えていくのですが、正面の道は行き止まりだったので、左に降りて降りて道を越えていけばいいのかと思い一気に降りましたが、、、どうやら、右手に階段があってそこを登って県道のトンネルの上を越えていくのが正解だった模様、というのは後でネットで調べてわかった話。県道まで降りてしまった後は、あああの尾根越えていけばいいのかと方角的に正しそうな丘を一本越えましたが、いく道いく道茂りすぎでトレイルでの山越えはここで断念。極楽寺へストンと落ちてくることに。
まあまあ、トレイルコースの9割は辿れているのでいいとして、この後どうするか。とりあえずはゴールという決めの稲村ヶ崎までいってみることに。
海が見えてきた。海のスメルも!
稲村ヶ崎だ!今日は雨じゃない!
と、なにを思ったかここから江ノ島に向かってビーチランを行なうことに。流れるBGMはもちろんブルー・トライアングル・ルーラーのアレしかない。しかし三角定規に色ついてるものなんかはみたこたぁないとかそういう風情のないことはいわないでおこう。
しかし、砂浜ラン。波が流れた直後あたりのところはいいものの、ズボっと足が入ってしまうところを走るのは相当腰がしんどい。17kmのトレイル巡航よりよっぽどからだにきてねぇかってくらい。
そうはいってもこの適度な好天でウインドレスな条件であれば、海辺のランは快適そのもの。どんどん砂が靴の中に入ってくるような感もありますが知らんよそんなのみたいな。
結局鎌倉高校前までおよそ3kmちかくの砂浜ランを堪能。得がたい経験として心のメモ帳に残しておこう。
そのまま江ノ島へ。都合3時間半の旅路はここにてフィニッシュ!となりました。