時間は9時7分。まずはヤビツから大山に向かっての登りからスタート。ダウンヒルなていうてますけど、この500mアップはある意味いきなりのクライマックス。というのも、ここを登りきるとあとはとにかく下り基調。標高1200メートルから地上までくるってんだからさ。

まあ、歩いての登りですわな。本人としてはトレイルランを気取ってはいますが、これを登るほど人間的な習熟はなされとりませぬ。まあ、ガシガシ歩いてはいるわけで、荷物をしょわれている一般の登山者のみなさんはさっとオーバーテイクするレベル感。というか、心拍数はあっという間に160まで上昇しており、体温の上昇と呼吸の荒れが早くもスタート。いや、心拍160ってあんたレースのときはかるく170越えとったやないか、などと言われそうなところですが、レースのような昂揚感やペースアップとかそういうのが何もなく、ただただ歩くだけでの160はこれはこれでしんどいのですよ。

地上は霞んでみえませぬ。

常に歩きやすい尾根道がほとんどですが、

一か所だけ鎖場。難易度はさほど高くなくまあさくっと克服。

">蓑毛分岐からの大山ルートとの合流点を西に臨んだ景色。あの塔の岳からの縦走から早くも二年近くがたつのか。そう考えると時間がたつのが最近ほんとに早い。

鳥居が見えると頂上までもう少し。

奥ノ院到着も、シャッターしまっているしお店も開いてないってまだ10時前だもんね。しょうがない。

">看板のようには富士山は見えませんね。まあ、こんだけカラッと好天なことに文句をゆうちゃあ罰があたるってもんで。

先は長いこともあるので、頂上滞在時間はおよそ7分ほど。ここからは見晴台経由で、阿夫利神社下社へと向かう行程ですが、いったん頂上まで来たのでまずはここまで。