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日本在来の大きな蛾「ヤママユ」




ギャラリーのサルスベリに大きな蛾がいるというので、飛び出した。4枚の大きな翅に1個づつ丸い目玉模様。大きい、翅を広げた大きさは15cmから16cmもある。スズメガの一種かと思ったが、調べればヤママユ。名前についているマユから連想すれば、この蛾の正体がよくわかる。

ヤママユガとも言うようだ。漢字で書けば山繭蛾。日本在来の代表的な「野蚕」なのだそうだ。野蚕、つまり野の蚕。その成虫だ。幼虫は、クヌギやクリなどブナ科の葉っぱを食べるのだそうだ。それで合点がいく。ギャラリーの周りに大きくなりすぎたブナ科のコナラが2本ある。幼虫は緑色。脱皮をくり返し、やがて繭をつくり、その繭から天然の絹糸が取れるそうだ。それゆえヤママユだ。ただ、幼虫も繭も見たことはない。
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