果樹の木は冬季の休眠状態にあります。
一番寒い1月から2月にかけて剪定を行います。
休眠期の木は体力を温存している状態なので、
枝を切ってもダメージが少なく済みます。
私が手掛けている果樹は、ブドウ、マスカット、キウイです。
キウイの剪定は毎年、12月に行っています。
剪定をおこなっていないと実の収穫数が少なくなる場合もあるので、
剪定方法や時期を的確に行う必要があります。
今日は陽気も良くキウイの剪定をしたいと思います。
↓ 剪定前の状態です。
昨年は勘違いをして切り損ねてしまいました。
その為収穫が半分以下になりました。
今年は注意をしてやりました。
歳を取ると思い込みが激しく、後になって気がつく始末です。
冬の選定は…
①枝が密集しているところ
②主枝の上から伸びている枝や徒長枝
③今年実がついた枝
今年実が付いた節から3~5つの芽を残して切除します。
下の場合は矢印のある所で切ります。
こちらの場合は○印の所でカットします。
残した芽から枝が伸びて実が付きます。
雄の枝も同様に今年伸びた枝に芽を残して切除します。
雌木が2本、雄木が1本なので1日で終了しました。
冬の剪定はこれまで。
生育の旺盛なキウイは枝が混み合いやすいので、
6~7月ごろにも剪定をおこなう予定です。