4人目の親は義母である。
12年前に実の母親を亡くし、7年前に義父、一昨年は父を亡くした。
最後の親(義母)は12年前に脳梗塞で半身が不自由になった。
義母はその後は自宅に帰らない人となってしまった。
病院、老健、また病院、最後は特別老人ホームにお世話になった。
連れ合いの死も知らずにあの世へと旅立った。
義母本人の気持ちは分かりはしないが、
不自由な身体にどんな思いがあっただろうか。
去年からのコロナ禍で1年以上面会が儘ならなかった。
亡くなる前日体調が悪いと面会が許された。
しかしマスクのうえにフェイスシールドをして
顔がよく分からない。
1年ぶりに見た顔は死亡後の痩せた顔だった。
コロナが憎い。
でも私には安らかな顔に見えた。
そして迎えた最後のお別れ。
真新しい斎場で小さくなった体が白い骨に変わった。
式場に流れるナレーターの声。
自由にならなかった身体との闘い。
12年間の思い出が走馬灯のように駆け巡る。
目頭が熱くなり薄っすらと涙が😢
真夜中に鳴ったスマホ。
飛び起きて駆けつけてから四日間。
バタバタと過ぎ去る日が続いた。
ひと通りの儀式が終わり、一応のケジメがついた。
一番気落ちしているのは妻だろう。
時間が解決してくれると思うが少しでも支えになれれば…
寂しい旅たちになりましたね。
心よりお悔やみ申し上げます。頑張ってください。
いつも興味深く拝読させて戴いております。
ころからもよろしくお願いします。