暮らす、生きる、繋がる、持続可能な未来

人も社会も、成長と負荷を切り離して、落としどころを考える。

エコピープルおじさんの思い出話し「ガーデンEXPO93実験住宅計画」

2023-01-10 09:10:37 | 日記

◇日本では、新幹線沿線の住宅地では、防音壁で住宅の騒音環境保全を図ります。
◇でも、価値観の変革により、「自然環境の中で生きる術」が求められているとしたら・・・。
◇写真の実験住宅の前には、造成した丘がありますが、これは、新幹線の防音壁の役割をしています。
◇この丘の向こうには、ドイツの新幹線が走っているのですが、不快な走行音は聞こえません。
◇もちろん子供たちの遊び場としても考えられているのでしょうが、遊具などはありません。
◇自然環境を活かした自然のメカニズムの中で住宅環境としての敷地を考えています。
◇こんな贅沢な敷地計画は、日本では無理かもしれませんが、頭の片隅に置いておいてもいいかも?
◇前回に引き続き、「シュツットガルト市」における環境政策の一コマです。

◇前回に引き続き、30年近く前にヨーロッパの環境共生住宅視察団に参加した時の思い出話しです。
◇「シュツットガルト市」における「リビング2000ガーデンEXPO93実験住宅計画」視察の思い出話しです。
◇敷地内には、中層(6階建)、低層を含めた実験住宅が計画され、次のコンセプトで計画されています。
 ・街の中心に住む騒音対策を施した住宅とする。
 ・自然を取り入れた住宅とする。
 ・太陽熱を利用した省エネルギー住宅とする
◇昨今であれば「太陽光を利用した・・・」というような太陽光パネル発電を想定したかもしれません。
◇でも、太陽熱利用だけの方が、数段エコロジカルな手法だと思いますので、この方がいいなぁ~!
◇それに、太陽光パネルって、まだリサイクル技術が確立していないので、早まった普及推進は心配です。
◇当然、熱利用の仕掛けを住宅に組み込むだけでなく、風の利用(換気の仕組み)も怠りません。
◇写真を見て分かるかと思いますが、難点は、その仕組みの動力が電気だということですかねっ?
◇やはり電動式に頼らず、自然の動力メカニズムで作動する仕組みにできればと願うところです。

◇現地では、市の委託(コンペ形式で選抜)を受け、企画設計をした事務所の所員が直接説明してくれました。
◇若い人でししたが、母国のドイツ語ではなく、なんと英語での説明です。
◇私は英語が苦手なので、聞き漏らしが多く、配布資料頼みで、恥ずかしい思いをしました。
◇と、また余計な戯言を綴り、また私の思い出話しにお付き合いさせてしまいましたね。

2023年1月10日 by エコピープルおじさん(一級建築士、エコ検定合格)
コメント
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