一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

じいさん、ばあさんになる夢

2008-01-21 20:42:50 | 日記・エッセイ・コラム
 先日、SWMAという会の新年会があった。
私は休会中の身だったが、わざわざメールを頂いたので、仕事もそこそこに切上げススキノに向かった。
居酒屋に入り、部屋に上がると、待っていたのは懐かしい顔ばかりだった。
会うのは二年ぶりぐらいだが、皆変わっていなかった。
早速乾杯し、いろんな話に盛り上がる。
本当に懐かしい。
話の中で、「今年娘が結婚する」と言うと、だれかれともなく、「孫は可愛いぞ!」という話になった。
考えてみると、皆人生の先輩だ。
当然皆孫がいる。
孫が可愛くてしかたないようだ。
中には、「俺はオムツまで替えている」と言う好々爺までいた。
『子より孫』という話は昔から良く聞いていた話だ。
確かに孫は可愛いのだろうけど、何故だろう?
ふと、そう思った時、誰かが正解めいたことを言った。
「孫は可愛がるだけで良いんだ。だから可愛いんだ。
子育てという大変なことは、親である息子や娘の仕事だ。
じいさん、ばあさんは可愛がるだけで良いんだ」
「うーん、なるほど」と変に納得したね。
言われれば、確かに『子育て』というのは大変なことだ。
もう一度やれと言われると、「もう体力的に無理」と言わざるを得ない。
そんな大変なことを抜きにして、可愛がるだけ可愛がれる。
こんな楽しいことはない。
うちのカミさんは、今からその腕の中に抱くことを楽しみにしている。
あと数年後が楽しみだ。
だが、絶対に「じいさん」とは呼ばせないぞ。
まだまだそんな年ではない。
でも・・・ 何て呼ばそう・・・?


コメント
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