今日の夕間暮れ、酒を飲みながらゆったりと裏庭を眺めていると、一匹のキタキツネがやってきた。
一見すると放し飼いの中型の日本犬のようだが、道民にとってはすぐにキタキツネだとわかる。
俗に言うアーバンフォックス、都市ギツネだ。
うちは札幌の中央区で、周りには高層のマンションも立ち並んでいるけれど、藻岩山が近いせいか時々キタキツネやエゾリスがやってくる。
アーバンフォックス、都市ギツネと呼ばれるキタキツネは、好きで都会にいるわけではないようだ。
聞くところによると、山のテリトリーを追われ、仕方なく都会で暮らしているようだ。
それにキツネはカラス同様雑食なので餌にはそう困らないのかもわからない。
時々、生ごみ以外にも、本領を発揮してカラスやハトを捕食しているのを見ることがあるからね。
そんなキタキツネを見ていると、なぜかホッとするのは自分だけなんだろうか・・・
ふと、そう思ってしまった。