どうやらご主人様がタバコをやめたらしい。
一日二箱近く吸っていたかなりのヘビースモーカーだったのに、いったいどうしたのか・・・
別に意を決してやめたわけではなさそうだ。
実は先週、インフルエンザに罹り高熱を出して寝込んでしまった。
病院へ行き、タミフルを処方してもらう。
この時、医師から色々と説明を受けるが、異常行動が出るような年ではない。
家に帰って早速タミフルを飲む。
さすがに効く。
解熱剤の効果もあるんだろうが、40度近くあった熱が7度台まで下がってきた。
体も軽い。
ご主人様はジュースを飲みながら、タバコを吸おうとした。
だが・・・ タバコが旨くない。
旨くないどころか、一息吸っただけでクラクラする。
「熱のせいか」と思い、その日は吸うのをやめた。
次の日、熱は平熱まで下がっている。
さすがはタミフルだ。
ご主人様はいつものようにコーヒーを飲んでいた。
だが、タバコを吸いたいとは思わない。
でも試しに吸ってみた。
昨日と同じだ。
旨くないし、クラクラする。
三日めも四日めも同じだった。
「いっそこのままタバコやめちゃおうか・・・」
そう思って買い置きもしなくなった。
会社に行っても吸いたいと思うことはない。
逆に喫煙室のタバコの臭いを嗅ぐと吐き気がしそうになる時がある。
とうとうこのままタバコはやめてしまった。
タミフルによる異常行動というのは、年を食うとひょっとして禁煙行動を起こすということなのか・・・?
ご主人様は自分勝手にそう思っていた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます