長年、古い木造の一軒家に一人で住んでいたお向かいさんが引っ越して行った。
一人で古い一軒家に住むのは、北海道の冬を越すにはしんどいのだろう。
引っ越し先は、やはりマンションだという。
お向かいさんは敷地も広く、まったく手入れされていない樹木や草花が鬱蒼とした庭だった。
それでも我が家の窓から見えるお向かいさんの庭には、色違いのモクレンや梅、八重桜、そして何年かに一度花をつける朴の木があった。
いつも窓から見て楽しみにしていたのだが・・・
昨日から家の解体が始まったようだ。
まずは解体用の重機が入れるように、庭の樹木を片っ端から切っている。
いや、切るというよりも重機で薙ぎ倒しているようだ。
夕方、仕事から帰ってくると、お向かいさんの庭は悲惨な状態になっていた。
モクレンや桜、そして朴の木までもが幹から薙ぎ倒されている。
そのささくれ立った幹からは、木々の悲痛な嘆きが聞こえてくるようだった。
こんなことを思っているのは私だけだろうか。
それにしても虚しさだけが募ってくる。
なんだか寂しい気分だ。
一人で古い一軒家に住むのは、北海道の冬を越すにはしんどいのだろう。
引っ越し先は、やはりマンションだという。
お向かいさんは敷地も広く、まったく手入れされていない樹木や草花が鬱蒼とした庭だった。
それでも我が家の窓から見えるお向かいさんの庭には、色違いのモクレンや梅、八重桜、そして何年かに一度花をつける朴の木があった。
いつも窓から見て楽しみにしていたのだが・・・
昨日から家の解体が始まったようだ。
まずは解体用の重機が入れるように、庭の樹木を片っ端から切っている。
いや、切るというよりも重機で薙ぎ倒しているようだ。
夕方、仕事から帰ってくると、お向かいさんの庭は悲惨な状態になっていた。
モクレンや桜、そして朴の木までもが幹から薙ぎ倒されている。
そのささくれ立った幹からは、木々の悲痛な嘆きが聞こえてくるようだった。
こんなことを思っているのは私だけだろうか。
それにしても虚しさだけが募ってくる。
なんだか寂しい気分だ。
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