いつものことですが、昨日は月曜日で週の初めだったけれどもその前日が仕事だったので月曜日と言う気がしません。
交番の前で信号待ちをしている時に撮ったのがこの一枚ですが
前日に比べたらずいぶん暗い。
それもそのはずで・・・仕事場に行く途中でこんな所に寄り道するためにいつもより10分以上早く出て来たんです。
前日に比べてだいぶ気温が高かったので
仕事場の中に入ってもメガネは曇りませんでしたよ。
仕事に取り掛かる前に園長と簡単な打ち合わせをするのはいつもの通りで・・・切る花の「切り前(開花のステージのことです)」をどのぐらいにするかの指示を受けた。
次の日曜日が「バレンタインデー」ということで、プレゼント用に買い求めるお客さんの需要に応えるために土曜日ぐらいに花屋さんの店先に並ぶようにタイミングを見計らっての出荷となりますが・・・生産農家の方では既にバレンタインの商戦は始まっています。
前にも切り花の流通のことについて触れたことがありましたが・・・うちのバラ園から出荷された花が消費者の手に渡るまでには最短でも2日を要する。
なので土曜日にお店に届くようにするには水曜日か木曜日の出荷でも大丈夫なんですが・・・その日に需要が集中するため値段が高くなってしまう。
仕入れ値が高くなってしまうと利益が減ってしまうので花屋さんは値段が高くなる前に仕入れておいてお店にある低温のストッカーに入れて保管するケースが多い。
それなら水曜日か木曜日に仕入れることも可能なので、昨日収穫したこの花たちがバレンタインのプレゼント用として買われて行くことでしょう。
ちなみにバレンタインとホワイトデーのプレゼント用として人気があるのは赤系の色でこの写真の濃いピンクも人気の色です。
なので、ここ数日はこの花の値段が高騰するのですが・・・そんなタイミングで昨日はピンクをお土産としていただいて来ました。
「出荷すれば高く売れるのにどうして?」と思われたあなた・・・これにはちゃんとした理由があるんです。
これらの花には何かしら欠陥があって市場に出しても買い手がつかないか売れたとしてもただ同然の安い値段でしか売れない「わけあり品」で・・・こんな傷があるものや
こいつにもこんなに傷がある。
それでも顔を近づけてよく見なければ確認出来ないぐらいの小さな傷なので部屋に飾っておく分にはノープロブレム。
気温の高い夏場だとせいぜい3日か4日ぐらいしかもちませんが気温の低い今の時期は2週間ほど楽しませてくれる。
今の仕事をやっていて一番の楽しみが週に一度のこのお土産ですね。
と、いうことで今日もバレンタインデーに向けての花切りを頑張って来ます。