ウォーキング日記

72歳で仕事を辞めて趣味の山歩きやウォーキング主体の暮らしに変えたのでタイトルを「バラ園日記」から変更しました。

実現するのか「富士登山鉄道」

2021-02-25 03:22:57 | 富士山のこと
昨日は衝撃的なニュースが飛び込んで来ました。

プロゴルファーの中では世界一有名と言っても良いぐらいのタイガーウッズさんが交通事故を起こして重傷を負ったというニュースです。

後でわかったことですが、事故を起こした時に乗っていた車が「〇ュ〇ダ〇」なんてずいぶんマイナーなメーカーのものだったので「?」と思ったんですが・・・どうやらゴルフのスポンサーになっているようでロスアンジェルスに滞在している間だけ貸してもらって乗っていたようですね。

「不具合が多い」と言われている車だったようですが・・・命が助かったのは不幸中の幸いでした。

前置きはここまでで、これからが本題です。

昨日の地元紙の朝刊には、前日が「富士山の日」で山梨県との合同イベントが開催されたとの記事があって

その関連記事にこんなものを見つけました。

前日の「富士山の日」の朝刊には色々な関連記事があったのですが



その中に「富士登山鉄道」の話題がありました。

ネットで検索するといくつかの記事がヒットしたので調べてみましたが

最初にこの構想が出たのは1960年代のことだったそうです。

当時の計画ではヨーロッパアルプスの登山鉄道を真似て参考にしてある程度の高さまでは電車を使って上がり、その上は山頂までトンネルを掘ってケーブルカーを通すことが考えられていたようですね。

ただ、その後「自然保護」の運動が盛んになった所に持って来て「世界文化遺産」への登録により頂上までの路線については可能性がなくなった。

それでも、五合目までマイカーで多くの観光客が訪れる山梨県では排ガスによる大気汚染の危険性を解消するため、現在ある「スバルライン」に代わる交通手段として登山鉄道の計画を進めているというわけであります。

かなり前からこの構想については知っていましたが・・・実現の可能性はゼロに近いと思っていました。

それが・・・つい最近のことですがこんなニュースがあった。

こんなメンバーによって構成されている「富士登山鉄道構想検討会」というのがあるんですが

今月の8日に行われた会議で「富士登山鉄道構想(案)」が可決されたというものでした。


一通り読み終えた後でテレビを見ていたらお昼のニュースでも話題に上がっていましたが
これを見る限りでは、現在のスバルラインに路面電車を走らせるという構想のようですね。

山梨県から「共同事業」として進めたいとの提案があったようですが我が県知事は前向きに検討するという返事をしたようで「リニア新幹線」よりはスムースにことが運びそう。

この計画について初めて聞いた時は「あり得ない」というのが正直な感想でしたがその後詳しい計画を知ると既に存在する舗装道路を使ってそこに路面電車の線路を引くだけなので自然破壊はなさそうだし動力源には電気(電池?)を使うので排ガスの問題が解消される。

完全予約制にすることで訪れる観光客や登山者の数もコントロールが可能と思われるので混雑緩和にも効果がありそう。

賢パパが生きてるうちに出来るかどうかはわかりませんが・・・将来、こんな光景を目にすることがあるかも知れませんね~。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする