I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

白土湖(しらちこ)

2006年09月29日 | いろんなお話

               白土湖のボス

佐賀県多久市の次は長崎に戻って島原のお話をちょっと。

              

              

ここは島原市の中心地にほど近い白土湖。 1792年(寛政4年)雲仙普賢岳の火山活動による眉山の大崩壊とともにできた湖で、広さは約1万平方メートル、湧水量は1日約4万トン、水温は16度を保っているそうです。「1日4万もの水が湧いているなんてすごいなぁ」なんて感心しながら白土湖を眺めていると、どこからともなく水鳥たちが集まってきました。

              

どうやら餌がもらえると思って寄ってきた様子。体が白くて大きいやつがボスのようで、このボスを先頭に4羽の子分たちが私たちの前を行ったり来たり。鯉までついてきています

                  

と、まぁこんな感じで餌をほしがっているようでしたが、生憎何も持っていなかったので、そんな鳥たちの思惑をよそに水鳥たちの写真を撮りまくる私。被写体が動いているとなかなか上手く撮れないんですよね~

 

左側の赤い顔の鳥は、後からちょっと遠慮がちにやってきました。この湖ではどうやら立場が弱いみたい。右側の鳥たちは恐らくボスの子分だな。何という種類の水鳥なんだろう?カモの仲間かな?

              

…なーんて勝手に鳥たちの上下関係などを考えながら写真を撮ってるうちに、鳥たちもいつまで待っても餌をくれない事にようやく気付いたらしく、向こうの方に帰っていってしまいました。期待させてごめんなさいね よく見るとやっぱりボスが先頭でした

              

白土湖での写真撮影を終え、国道に戻る途中に見つけた気になる看板。「ゆとろぎ足湯」の響きにひかれ、そばにあるパーキングに車を停めると…

              

ありました!ちゃんとした温泉の足湯です まだできてから3年ほどしか経ってないそうですが、会社帰りのOLさんやお散歩中のおじいさんなど島原に住む人々の憩いの場となっているようです

 

こちらの足湯は温度が少し高めで、しばらく浸かっていると足が真っ赤になってしまうほどでした。10分ほど浸かっていると上半身がぽかぽかしてきて、体の疲れがすーっと取れていくような感じがしました。この日は一日中運転していたのですが、この足湯のお陰ですっかりリフレッシュされて、ここからまた元気に諫早まで帰ることができました

さて、本土のお話はとりあえずこれでおしまい。これからまた五島のステキな情報をお届けしたいと思います。余談ですが、今日の金曜エンターテイメント『おばさんデカ桜乙女の事件帖(主演:市原悦子)』は福江島が舞台になっていました。内容はともかく、見慣れた場所が次々と出てきたので、ちょっと嬉しくなっちゃいました ご覧になった方、いらっしゃいませんか?