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自然の中で見つけたステキなモノ

松尾家滞在記2 ~松尾家流編~

2007年06月22日 | いろんなお話

                    ピーターラビットが食べてそうなとれたてのニンジン達

松尾家の野菜達はすべて有機肥料で作られています。よって農薬や化学肥料は一切使われていません。畑に生えた雑草は土の養分をたくさん吸収しているため、できるだけ乾燥させた後、燃やして灰にしたものを土に混ぜます。生ゴミも同様に「ゴミ」として捨てることはありません。

                   

だしを取った後の煮干しは、薫製にしてから畑にまきます。こうしておくとネコに食べられることがないのだとか。土に返るものは上手に土に返す。それが松尾家流なのです!

                   

サラダ菜に似たレタスに、

                   

ツヤツヤのらっきょう。

 

そして黄色いズッキーニ。ズッキーニの花って初めて見ました

                 

ナスの花も咲いていましたよ 他にもミックスレタス、サトイモ、トウモロコシ、ミニニンジン、トマト、ピーマン、ダイコン、ワイルドストロベリーなどなど、松尾家で栽培している野菜は決して量は多くないけれど、種類がとても豊富で、スーパーでは見ることのない珍しい野菜もたくさんあります。量よりも、需要のある美味しい野菜を丁寧に育て、できるだけ地元の消費者に提供する。これもまた松尾家流のやり方なのです。このやり方は「日本の農業は国土の広い諸外国と量で勝負しても絶対に勝てない、日本は狭い農地でそれぞれの風土にあった多種多様な野菜を栽培し、地産地消を進めていくことによって食料の自給力を上げていくべきだ」というご夫妻の揺るぎない考え方に基づいているのです。確かに少量であれば農薬をあまり使うこともないし、地元で育ったものを地元で食べれば、運送会社にはちょっと痛手かも知れませんが、安全で新鮮な野菜を比較的安く手に入れることができます。ここには松尾家が考える理想の農業の縮図があるのです。

                   

今年はカキの当たり年らしく、青々とした未熟なカキの実がたくさんなっていました。カキの赤ちゃんですよー。カワイイなぁ

        

野菜ばかりでなく花も生き生きと育っています。左は…なんだったかな?右はカンナの花です。

 

梅雨の代名詞と言えばアジサイ。アジサイの花には雨露がよく似合いますね

 

あまり見たことのない花も咲いていましたよ。お母さんに名前を聞いたんですけど、忘れちゃいました ご存じの方は教えて下さい!菖蒲の花も見事でした 

         

こちらはドクダミソウの花。野草も元気よく咲き誇っています。

                   

ツワの葉っぱにかかっていた蜘蛛の巣に、雨の滴が引っかかって、宝石のようにキラキラと輝いていました 家主はどこかへ避難中かな

                   

それにしても雨の日って何でこんなに緑がきれいなんでしょう。葉っぱ達も我々カエルのように天然のシャワーを浴びて気持ちが良くて喜んでいるのかしら?梅雨に入ると一日中ジメジメしてウンザリすることもしばしばですが、これも大切な自然の恵み。文句を言わずに感謝しましょう!…と自分に言い聞かせているkero-keroなのでした

                   

皆さんも松尾家流で育った野菜を食べてみませんか?食べてみたい方は野母崎の水仙の里公園内にあるふれあい市場を覗いてみて下さい。よろしくお願いしまーす

 

ふれあい市場

所在地 : 長崎市野母町568-1(水仙の里公園内)
電  話 : 095-893-2111
営  業 : 7:00~15:00
定休日 : 火曜日・水曜日

松尾家滞在記はもうちょっと続きます