「福」の字が逆さま!?その意味とは??
「ランフェスはやっぱり夜でしょう!」と思っていたので、いつも夜にしか見に行ったことがなかったのですが、今年は旦那さんのファミリーと一緒に明るい時間に見に行ってきました。すると夜に負けず劣らず昼真からお客さんでいっぱい!
メイン会場である湊公園前の通りはこの通り人で溢れかえっていました
今年の干支は虎ということで、迫力のある虎のオブジェが一番目立つところに展示されていました。
なんだか今にもとびかかってきそう!
テントの中にもランタンがいっぱい!
西遊記や三国志などの登場人物のオブジェが所狭しと並んでいました。
ランタンフェスティバルのイベントのひとつにロウソク祈願四堂巡りというものがあり、土神堂、天后堂、観音堂、福建会館を順番に巡り、それぞれにロウソクを灯して祈願すると願いが叶うと言われているそうです。あまり信心深いほうではないので、ロウソク祈願はしませんでしたが、とりあえず全箇所巡ってみましたよ~。
土神堂
皇后堂
観音堂
福建会館
ってな感じで、どれもそんなに大きな寺院ではありませんが、中にはたくさんのロウソクの火が灯されていました。
どうかみなさんの願い事が叶いますように!
こちらは媽祖行列(の一部)。航海安全の神とされる媽祖(まそ)様を唐人屋敷の福建会館天后堂や興福寺の媽祖堂に安置するまでの行列を再現したものなのだとか。「どの人が媽祖様なの~?」ってその姿を一生懸命探していた私達でしたが、実はこの行列は福建会館に祀られている媽祖様(お寺にある観音さまのようなもの)をお迎えにいくところだったらしく、誰かが媽祖様の役になっているわけではないのでした。あ~勘違い そして写真を整理しながら気づいたのですが、ここにもさかさになった「福」の字が!調べてみると、福を逆さにするのは、中国語で「倒」と「到」が同じ「タオ」と発音するため、「福を倒しておくと福が到来する」という意味があるのだそうです。間違って逆さに飾っていたわけではないのですね~
長崎に今も息づく中国文化に触れながら、日本の寺院とは趣の異なる中国寺を巡ったり、古くからある路地に入って古い建物を見物したりと、まだランタンに灯りが点っていない昼間のランフェスもなかなか楽しかったです。逆に夜になると暗くて建物の様子はあまりわかりませんからね~。
まだ夜しか行ったことがない方はぜひ昼間のランフェスも楽しんでみてくださいね