5月15日(日)晴れ
5月はウォーキングにもってこいの季節。というわけで、GWの長崎街道歩きに続き、旦那さんとtamiと3人で今回は島原散策に行ってきました。当初はJRが主催している島原ウォークに参加する予定だったのですが、その週に登山の予定が入ってしまったので、チラシに載っていたコースを参照しながら、自分たちで歩いてみることに。今回の起点はまるでお城のように見える島原駅。さてはて、今回はどんな町歩きになるのでしょうか?島原ウォーク、スタートです!
と、駅を出て間もなくおかしな看板を発見「お静カニ!!」ですって。確かにこの辺りではカニがよく獲れるので、カニの宣伝と交通安全の標語を合体させたのでしょう。うまいことやりましたな~
島原の町には島原城をはじめ、城下町の雰囲気が漂う建物がたくさんあります。道路の向こう側にあったので何屋さんかよく分かりませんでしたが、おそらくそれを意識して建てられたのだと思われます
私たちがまず最初に目指したのは浜の川湧水という場所。チラシに載っていた地図を手がかりに歩くと、それは国道から少し奥に入った住宅地の中にあるようです。こんな所に水が湧いているなんて、いったいどんな所なんだろう?公園かなんかあるのかな~?なんて、その場所を想像しながら案内表示に従って路地を進んでいくと…
ありました~ ここが浜の川湧水です
私の想像とは全く違って、そこは単なる公園ではなく、井戸や洗い場などが整備され、近隣に住む人たちが今もなお生活用水として利用する公共の場所でした。
と、そこに『洗場使用規則』なるものを発見 区画によって洗うものがちゃんと決められているんですね~。これらの規則がちゃんと守られていることは、この場所に来れば一目瞭然。だって、とってもきれいなんですもん
島原の水は本当にきれい こんな所が近所にあったらいいのになぁ。本当にうらやましい!
洗い場のすぐ隣にあるこの建物は、かつては『銀水』という寒ざらし屋さんでした。寒ざらしとは、白玉粉で作った小さな団子を島原の湧水で冷やし、蜂蜜や砂糖などで作った特製の蜜をかけたもので、島原名物の一つに数えられる郷土料理です。
二代目の店主だった中村初吉(ハツヨシ)さんは、90歳くらいまでお店を一人で切り盛りしておられたそうですが、16年ほど前に他界し、その後お店は閉められたまま。以前銀水を訪れたことのある母の話によると、ここのおばあちゃんが作る寒ざらしはとっても美味しかったんだそうです。あぁ、一度食べてみたかったなぁ。建物の老朽化が目立つので、今後どうなるかは分かりませんが、とても雰囲気のあるステキなお家なので、どうにか補修して島原の歴史ある遺産として残していただきたいものです。
銀水のおばあちゃんと寒ざらしに思いを馳せながら、昭和の香りがぷんぷんする通りを抜けて、次のポイントを目指します。
次に訪れたのは南島原駅。この木造の駅舎、とってもステキ~ 昔の木造の小学校みたい!1913年(大正2年)に開設されたこの駅舎は、米寿(88歳)を迎えた頃に解体が検討されたそうですが、地元の人たちの強い要望で歴史的な建造物として保存されることが決まり、2002年(平成14年)に改修工事が完了。今も地元の人たちに大切に使われています。
待合室に入ると、これまたなんとも懐かしい雰囲気がぷんぷんと漂っています。
ちょっとホームに出てみました。ここにはピカピカ光る電光掲示板など一切ありません。柱も屋根も木造で、やはりほぼ当時のままの姿が残されています。おもしろいのはV字型に伸びた屋根。電車に乗り降りする時に雨が落ちてこないようにしてあるのかな
さて、南島原駅を出てまたしばらく歩くと、今度は島原街道の石碑を発見 説明板によると、『龍馬の長崎初上陸の地は島原だった ~龍馬が歩いた島原街道~』とあります。1868年に勝海舟が坂本龍馬を伴い初めて長崎に上陸したのがこの場所なのだとか。
この時は水が引いていましたが、満潮のときには船が入れるようになっているようです。ここから陸路を使って長崎まで歩いたんですね~。
龍馬上陸の地のすぐ目の前に交番がありますが、今は島原街道に関する無人の案内所となっています。それによると、龍馬達はここから雲仙を越えて、今の国道251号線に沿って、長崎まで歩いたようです。山越えより海沿いを歩いた方が楽だと思うけど、龍馬達は最短距離を選んだのでしょうね。今度は龍馬が歩いた街道を歩いてみたくなりました。来年のGWは島原街道歩きにしようかな~なんて思いを巡らせつつ、島原ウォークはまだまだ続きまーす
つづく