昨年に続き、今年も我が家の外灯にツバメが巣を作り、4つの卵が無事に孵化しました 去年は私たちの引っ越しとほぼ同時期にやってきたので、(→『ツバメの子育て日記』)5月の半ばにはヒナ達の姿を見ることができたのですが、今年は約2ヶ月遅れの孵化となりました。というのも、今年も去年と同じように4月の頭頃から巣作りを始めたのですが、なぜかなかなか作業が進まず、いつの間にか途中で放棄してしまったのです。それ以来、親鳥の姿を見ることもなかったので、「今年はもう子育てを諦めてしまったのかなぁ」と思っていたら、なんと6月に入ってから再びツバメが戻ってきて巣作りを始めたのですその作業の早いこと早いことあっという間に巣が完成して、しばらくすると卵を温め始め、数日前に無事4羽のヒナ達が孵化したのです
親鳥が餌を運んで来ると、ヒナ達は我先に餌をもらおうと必死に口を開けます。そのぱっくりと開いた口は、顔の半分以上を占めるほどの大きさで、おとなしくしている時とはまるで別人…、いや別鳥。どうやらまだ目は見えてないらしく、親鳥がそっと巣にとまった時は全く無反応で、親鳥が一声「ピィ!」と鳴くと、急に「ヒィヒィ!」と鳴き声をあげながら一斉に口を開けます。時々私たちが玄関のドアを勢いよく開けると、親が来たのと勘違いするようで、一瞬だけ「餌ちょーだいアピール」をすることもあります。まだ自分で餌を獲ることができないので、親鳥が運んでくれる餌だけが唯一の栄養源。必死になるのも無理はありませんよね
餌をもらう時はとても元気なのですが、お留守番中のヒナ達は巣から下界を覗き込むように頭を垂れて、なんだかぐったりしている様子。早々に梅雨が開け、去年より早く訪れた真夏の熱波が彼らを襲っているようです。ただでさえ暑いのに、ヒナ達の体が大きくなるにつれて巣はギュウギュウになるし、熱はこもる一方。ちょっと心配だな~。ツバメは人間みたいに熱中症になったりはしないのでしょうか。この暑さがヒナ達の成長に影響しないかどうか、今年はその辺が気になります。どうか四羽とも無事に巣立ってくれますように