前回のちょっと変わった植物の正体は、キキョウ科のツルニンジン(蔓人参)でした~
最初に見つけたのはつぼみだったのですが、その後花が開いているのを発見し、その正体が明らかになったのです この花、とっても可愛いでしょう?釣鐘形の花といい、内側の模様といい、星形の萼といい、後ろ姿といい、どれをとっても私好みです スズランやドウダンツツジなど、釣鐘形の花を見るとテンションが上がるのはきっと私だけではないはず。どういう訳かこの形は女心をくすぐるのです 私の中でこのツルニンジンはこの日のMVP(=Most Valuable Player)ならぬMBF(=Most Beautiful Flower)でした
秋になるとキノコもたくさん姿を現してくれます
再びシロヨメナに遭遇しました 下り始めて50分。空腹もピークを迎えます 早くお昼ご飯が食べたーい
というわけで、歩きにくいがれ場をどんどん下り、
歩きやすい遊歩道をスタコラサッサと軽快に下山しますここまで来ればあともう少し!
またまたツルリンドウ(蔓竜胆)を再び発見 花が小さいので見逃してしまいそうですが、私の高感度なflower sensorは見逃しませんよ~
こちらはキク科のオナモミ(葈耳)。私が幼い頃、このとげとげした実を採っては、友達とお互いの服をめがけて投げ、くっつけ合って遊んでました。でもこのとげとげの実は、子孫を残すためのオナモミなりの作戦で、動物にくっ付いて種子を遠くへ運んでもらおうという狙いがあるのです。幼い頃はそんなこととはつゆ知らず、たくさん実を採って遊んでいましたが、実は私たちもオナモミの子孫繁栄に協力していたのですね
九千部岳の頂上から約1時間50分で田代原キャンプ場に戻ってきました~なんと時刻は13:30。すでにお腹はぺっこぺこです キャンプ場ではとっても可愛らしいユリ科のギボウシ(擬宝珠)と満開のタデ科のミズヒキ(水引)が私たちを待っていてくれました
キンポウゲ科のセンニンソウ(仙人草)もとってもきれいでした 他の木に巻き付いて、真っ白な花をたくさん咲かせていましたよ~
さてさて、お待ちかねのランチはキャンプ場の中のベンチにて頂くことに。頂上で食べるのも良いけど、たった今登ってきた山を眺めながらのランチもいいものです
食後のデザートは、なんと隊長特製の豆乳プリン ほぼ毎回と言っていいほどスイーツを作ってきてくれるとっても器用な隊長は、トッピングの黒蜜ときなこまで準備してきてくれました 隊長、いつも美味しいデザートをありがとうございます
甘~いスイーツに合うのは、ほろ苦~いコーヒー これまた隊長がブレンドして朝から挽いてきてくれた豆を使っています アウトドアで淹れるコーヒーって何でこんなに美味しいんでしょうね~ 山に登って、美味しい空気を胸一杯に吸って、可愛らしい植物達にたくさん出合って、美味しいデザートを頂いて、今回も贅沢な時間を過ごさせていただきました
登山の締めは雲仙のよか湯にて温泉タイム~ 約2ヶ月前の登山ですが、写真をアップしたり、ブログを書いたりしながら「やっぱり山はいいな~」って改めて思いました。今月の定例登山は22日(土)に雲仙に登る予定ですが、どうやら変更になる様子。もしかしたら今月も行けないかも… ま、準備だけはしておこう!とりあえず、九千部岳登山はこれにて完結です!次回をお楽しみに~