西渓公園で見つけた紅葉たち
またまた多久のお話です
多久聖廟にほど近い若宮八幡神社には大きな大きな杉の木が3本立っています。写真ではちょっと分かりづらいかも知れませんが、かなり大きいです この杉の木が植えられたのは、神社が建立された1193年頃。ということは、この杉の木はちょうど鎌倉幕府が誕生した頃から多久の人々の営みをずーっと見てきたと言うわけです。幹にはたくさんの苔がむしていて、この木の持つ長い歴史を感じます。
この神社の境内で巨大な三本杉の他に気になったのは、神社の見張り番をつとめる獅子狛犬。たいてい獅子狛犬は「阿吽(あうん)」の形をしていて、どちらかが口を閉じているのですが、こちらの獅子狛犬はどちらも口をぽかんと開けているように見えます。お顔もちょっとコミカルな感じで、すごーく猫背なのも気になります(笑)
若宮神社のお隣にあるのが西渓公園。「西渓」は「せいけい」とも「にしのたに」とも読むようです。もともと多久家の館だったところを、杵島炭鉱の創設者である高取伊好(たかとりこれよし)が私財を投じて大正12年に造成し、当時の多久村に寄贈したのがこの西渓公園なのだそうです。
前回紹介したヤブランも庭園に彩りを添えています。池にはたくさんの美しい鯉が優雅に泳ぎ、静かな空間に時折ぽちゃんと水音が聞こえてきます。はぁーなんだか落ち着くなぁ
この日はとっても空がきれいで、庭園内の木々もキラキラと輝いていました。
ちょっと早めの紅葉も見ることができましたよ!これから秋が深まっていくにつれて、紅葉の色も赤みをましていくんだろうなぁ。梅や桜やつつじなども植えられているので、ここでは1年中四季の変化を楽しむことができそうです。
最後に見つけたのがこの水琴窟(すいきんくつ)。竹の筒から流れる水が手水鉢をつたって地中に埋められている瓶の中に落ち、琴のような美しい音色を奏でます。決して賑やかな音ではなく、耳をよく澄まして聞かなければ分からないほどの音ですが、こんなにも繊細で素晴らしい装置を考え出した江戸時代の庭師たちは本当にすごい!日本独特の「もののあはれ」という理念は、このように繊細なものを美しいと感じる豊かな感受性から生まれたものなのでしょうね
最近はこのような鱗雲をよく見かけるようになりました。台風13号が過ぎ去ってから、こちらではとても清々しい秋晴れの天気が続いています。今週末は高校時代の友人たちが五島に遊びに来るとのこと。どうか週末までこんな天気が続きますように!
一泊二日のツアープランニングに余念がないkero-keroなのでした
リフレッシュしてまた五島に戻って来てください!お友達は福江祭りにあわせて遊びに
来られるのでしょうね。
私は初めての福江祭りです。
娘がパレードに出るので,
園のプラカード持ちです・・・(泣)
もうすでに帰ってきてます
向こうにいる時はなかなかアップできなかったので、
こちらでたまった写真をコツコツとアップしています。
友達は福江祭りがあるとは知らずに遊びに来るようですよ。
私もすっかり忘れていました
プラカード持ちとは大変ですね!頑張って下さい
monpさんお手製のクッキーが食べたいなぁ