I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

口之津の花火大会

2011年08月06日 | いろんなお話

7月17日(日)晴れ。この数日前、「口之津の花火大会に行ってみる?」という旦那さんのステキな提案に、当然のごとく「行く」と返事をした花火好きの私。前日から教員免許更新講習を丸二日間びっちり受けてぐったりだったけど、花火観賞は別腹!(って食べる訳じゃないけど)というわけで、夕方から南島原市口之津町まで花火を見に行ってきました~

諫早インター辺りくらいからだと、距離にして50km以上はあるので、途中にあるレストランでご飯を食べ、ドライブを楽しみながら、ちょうど花火が始まる20:30頃会場に到着。港の近くの駐車場はもういっぱいだったので、少し離れたところに車を止め、歩道からゆったりと花火を観賞しました

毎年、海の日を祝うために行われるお祭り『マリンフェスタinくちのつ』のフェナーレを飾るのが、この2000発の花火。よくよく見ていると、いろんな形の花火があるものです。

ひゅるるルルルル……ドーン

花火の美しさもさることながら、この音がたまらない

この辺りはよく見かける花火。風流ですな~

中にはこんな変わった花火も!

ニコちゃんマークに

お魚?

ハートマークに

円の形。

でもやっぱりこういうのが迫力あって好きだなぁ こんな風に大きな花火を見ると思わず

「た~まや~っ!」

って叫びたくなっちゃいます。

……ん?そういえば、なんで花火を見るときに「たーまやー」って言うんだろう?ネットで調べてみると、おもしろいことが分かりました。「玉屋」というのは江戸に実在した花火屋さんで、その玉屋と「鍵屋」という花火屋さんが、かつて現在の隅田川を挟んで上流と下流に分かれて花火の技を競い合っていた時にかけられていたのがこのかけ声なのだとか。それが今も一般的なかけ声として残っているのだそうです。なるほど。私たちは無意識のうちに江戸時代からこのかけ声を引き継いできたのですね。このかけ声のルーツを知り、自分たちの祖先との繋がりを感じることができて、ますます花火が好きになったkero-keroなのでした。失われていく文化もあれば、こうして自然と継承されていく文化もあるのですね。次回からは江戸時代の花火職人さん達に思いを馳せながら、このかけ声をかけてみようと思いますたーまやー!」「かーぎやー!」


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