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自然の中で見つけたステキなモノ

生月大観音

2009年09月11日 | 長崎県北部のお話

                         この逞しい背中の持ち主の正体は…!?

今回のドライブの最大の目的は、水平線にちょうど夕陽が沈む頃、生月島西部を通るサンセットウェイを走ること。その目的を果たすべく、ちょうど日が落ちかけてきた夕方5時頃、私達は生月島へと渡りました

まだ夕陽が沈むまでには時間があったので、まずは島の東側の道路を通って島を左回りに走ることに。すると生月大橋から少し走ったところでやたらと大きな観音様を発見 とりあえず『生月大魚藍観音』という案内板を道しるべに近くまで行ってみることにしました。

木々の間からちらりと覗く観音様。まだその大きさを実感できませんが…

近くまで行くと「デカーッ!」と思わず口にしてしまうほどの大きさです

その高さは18m、基壇は3m、合計21mあるそうで、ブロンズ像としては日本一の大きさなのだそうです。この観音様は世界の平和と海難者および魚介類の霊を追悼し、漁船の航海安全を祈願して昭和55年に建立されたもの。一見あぐらをかいているように見えますが、脚のように見える部分は実は波の形をした台座で、買い物かごに魚を入れた観音様が海の中からザバーッと現れた、という感じのデザインです。五島の魚藍観音もそうですが、魚藍観音を見るとどうしても観音様が買い物かごをもって魚を選んでいる様子を想像して楽しくなってしまうのは私だけでしょうか

観音様以外にも目を引いたのは、なんともアクティブな姿勢を保ち続ける狛犬たち。みんな元気いっぱいです

観音様の大きさもさることながら、ここから眺める景色もなかなかのもの。生月大橋や生月の町並みも一望することができますよ。ちなみに今回は気づきませんでしたが、なんと観音様の中にも入れるのだそうです。もしこれから行かれる方はその入り口も探してみてくださいね!

次は不思議な形をした塩俵の断崖と島の最北端にある大バエ灯台に向かいます


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