黒島天主堂を後にして、いよいよ今回の旅のメインイベントである島豆腐作りを体験すべく、中村さんのお家へと向かいます。道すがら、根谷(ねや)のアコウの前で立ち止まり、その立派な枝振りと枝から長く伸びる無数の気根に驚きつつ、アコウの巨木を写真に収めるツアー参加者の皆さん。説明板によると、アコウの木は黒島の海岸各所に自生しているそうですが、この根谷のアコウはその中でも飛び抜けて巨大なのだそうです。不思議なことにこの一帯は他の場所よりも空気が温かく感じられ、この場所はもともと亜熱帯性の植物であるアコウにとってはとても成長しやすい環境なのかも知れません
もうすぐ中村さんのお家です。目の前は海だ~
中村さん宅に到着~ガイドさんのお隣にいるのが今回島豆腐作りを教えてくださる中村さん。黒島のパンフレットの表紙にご夫婦で写っていらっしゃる方で、まさに島の顔とも言っても過言ではないお方です。簡単に自己紹介をしていただいた後、早速島豆腐作り開始~
こちらは豆乳。一から豆腐を作るのは大変なので、すでに豆乳まで準備して下さっていました。私達の仕事はこれをグツグツたぎった大きな釜の中に入れるだけ
豆乳を投入~(笑)。釜の中にはにがりの代わりとなる海水が入っています。どんどん固まっていく豆腐の具合を見ながら、中村さんのご主人が海水を足していきます。
15~20分ほどで出来上がった豆腐をざるに上げて、島豆腐のできあがり~ できたてほやほやの島豆腐はぷるぷるしててとっても美味しそう~
中村さんに案内され奥の部屋へ入ると、なんとテーブルの上にはご馳走がいっぱい これらのお料理はすべて手作りで、中村さんとご近所の方々が前日の夜から用意してくださったもの。お野菜もほとんど島で採れたものなんですって。島の人たちの気持ちがいっぱいこもった最高のお昼ご飯です
なんとなんと、この色とりどりのお漬け物も全部手作り 味付けも全部違ってどれもとっても美味しかったですよ~
そしてメインはやっぱりこの島豆腐 ネギとショウガとおかかとお醤油でいただきます。普段食べる豆腐とは食感も味も風味も全然違って、とっても優しい味がしました まだ温かくてぷるぷるしてて、まるで赤ちゃんのほっぺみたいです
お土産に手作りのお饅頭までいただいちゃいました ガイドさんも知らなかったサプライズのプレゼントです。心からのおもてなしに感激 中村さん、本当にありがとうございました
とっても明るい性格で、初対面の私達にもずっと笑顔で優しく接してくださった中村さん。別れのとき、目に涙を溜めて、私達が見えなくなるまでいつまでもいつまでも手を振ってくれました。私もまたそんな中村さんの気持ちに触れ、思わずうるっときてしまいました。たった一度しか会わないかも知れない人のために、求められた以上のおもてなしができるってすごいこと。キリスト教が唱える隣人愛(『あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい』)がなせる業なのかも知れません。島の人たちの温かいおもてなしに、この島をもう一度訪れたいと心から思ったkero-keroなのでした
15:30発の最終フェリーに乗るために、また港まで歩いて戻ります。島のシンボルである黒島天主堂が高台から私達を見送ってくれました。本当にステキな教会だったなぁ。
30分ほどかけて黒島港に到着~ 50分の船旅を経て相浦港に到着し、今回のさせぼ時旅ツアーは終了。今回のツアー代金は、フェリー代、ガイド代、体験料、昼食代、保険等全て込みで5800円。ガイドさんもステキな方だったし、島の人たちのおもてなしも最高だったし、とても満足のいく旅でした 歩いて一周できる小さな島でしたが、島好きの私としては今回のルートに無かった場所も隅々まで歩いてみたいので、今度は個人で黒島を訪れたいと思います。そしてまた中村さんのあの温かい笑顔に会いに行きたいと思います
させぼ時旅には他にも様々な企画がたくさんあるので、興味のある方は時旅のHPをぜひ覗いてみてくださいね→させぼ時旅HP
今年もまた楽しいことしましょうね。
ぜひ「けやき」に行ってみてください
いつも事後承諾でごめんね~(笑)
昨日はどうもありがとう!
「ゆでピー」ポーチは私の新しい筆入れとして、
いや、文房具入れとして活躍してくれてますよ
いい買い物ができてよかったわ~♪
今年もchieちゃんの高性能なアンテナで楽しいことをいっぱい見つけてね!
「けやき」にも行ってみまーす
多良岳の雪化粧、きれいだったでしょうね~
私も週末は雲仙に登ります。きれいな霧氷が見られるといいな♪
その様子はまた後日このブログにアップしますので、
どうぞお楽しみに~