佐賀県厳木町にある環境芸術の森を訪れた後は、途中高速道路を使って佐賀県基山町にある大興善寺へと向かいました。紅葉スポットのはしごでーす
大興善寺の山門を潜ると、橙色に染まったモミジの木が私達を出迎えてくれました~これはまたきれいだなぁ
太陽の光をたっぷりと浴びて、キラキラと輝くモミジの葉っぱたち。枝から落ちてしまう前に最も美しい姿へと変貌を遂げます。
紅葉で有名なこの大興善寺はつつじ寺とも言われ、5月には辺り一帯がツツジの花でいっぱいになるそうです。この日はお天気も良くて紅葉狩りに訪れたたくさんの人で賑わっていました。
拝観料500円を払うと、奥の方へと続く森林公園に入ることができます。こちらは園の入り口にある階段の上からの景色。とってもステキでしょう?この公園内には5万本以上のツツジと5百本以上のモミジの他、杉や檜などたくさんの樹木があり、展望所も数カ所設けられていて、その広さはなんと7万5千平方メートル。大正時代以来この場所で園づくりが続けられ、現在に至っているのだそうです。
ちょっとしたお茶屋さんもありました。紅葉を眺めながらお抹茶をいただくのも粋ですよね
小さな滝を発見日本庭園独特の繊細さがあちらこちらに見受けられます。夜は期間限定のライトアップも行われていて、遊歩道の脇にはそのための灯籠がいくつも並んでいました。
さらに上の方へ上がっていくと花見堂があり、こちらからも山の斜面に広がる見事な紅葉の景色を一望する事ができます。ツツジの季節になると、今とはまったく異なる景色が広がっているのでしょうね
さらに遊歩道を上っていくと、石の上に生えている立派なコバンモチの木を発見この木には『石の上にも百年の木』という名前が付けられていました。困難な状況にも挫けること無く、そこにしっかりと根をおろし、天に向かってまっすぐに生き続けるコバンモチの木。私もこのコバンモチのような人になりたいな。
この日は夕方までに帰らなければいけなかったので、ライトアップを見ることはできませんでしたが、これらの竹燈籠に灯がともる様子を想像するだけでうっとりしてしまいますその様子はコチラ!
茅葺き屋根がノスタルジックな雰囲気をよりいっそう醸し出してくれる大興善寺。こちらの紅葉は本当に見事です今年はもう紅葉の季節を過ぎてしまいましたが、みなさんもぜひ一度訪れてみてくださいね
紅葉見物を終えた後は、出店で焼きたての柏餅に舌鼓。あったかくて美味しかったぁ
駐車場の前にはぽん菓子屋さんが露店を出していました。このおじさまたち、白米・玄米・あられ・黒豆などいろんなものをぽん菓子マシーンでぽん菓子にしてしまいます「ほらっ、食べていかんねー!」と気さく声をかけてくださるので、お言葉に甘えてたくさん試食させていただきました
なかなか目の前でぽん菓子マシーンを見ることがないので、このマシーンに興味津々の私。「ポンッ!ってなる瞬間を撮らせてもらえませんか」とお願いすると、「よかよー。今からいちにのさんでやるけん撮らんね」と快く了承してくれた気前のいいおじさん、…いや、お兄さん(笑)。首から下げていた青い笛を手にとり、「ピピーーーッ!!」と勢い良く鳴らしたかと思うと、「いち、にの、さんっ!!」
実際には「ポンッ」なんて可愛らしい音ではなく、「バンッ」という大きな爆発音と同時に真っ白い煙が上がり、ぽん菓子の完成~お兄さんのお陰で決定的瞬間をカメラに収めることができました
最後に奥にあるお鍋で煮詰めたお砂糖を絡めれば、美味しいぽん菓子の出来上がり~
ポリバケツいっぱいに入ったぽん菓子を持ってきて、「食べんね食べんね~」と言いながらたっぷりと私達の手に乗せてくださるので、お腹いっぱい食べさせていただいちゃいましたもちろんお土産にも一袋購入させていただきましたよ~。すごく気前が良くて、ちびまる子ちゃんに登場しそうな陽気なお兄さん達(←ご本人がそうおっしゃるので)、楽しい時間をありがとうございました~ ちなみにこちらのぽん菓子屋さんは千々石にある橘公園のお祭りにも来られるそうですよ。ぽん菓子好きの方はぜひ探しにいってみてくださいね
今回の紅葉巡りはtamiのリサーチによるもの。お陰でとってもステキな紅葉をたっぷりと観賞することができました tami、本当にありがとうね近場にもまだまだ知らないステキな場所があるということを改めて実感したので、来年も新たな紅葉スポットを発掘すべく、常にアンテナを張り巡らせておこうっと!
さて、この翌日は佐世保にある黒島巡りへ。その様子はまた後ほどアップしたいと思います
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