この夏も親友tamiが佐世保に遊びに来てくれました 二人のドライブはいつもステキな発見が盛りだくさんで、特に計画を立てなくても満足のゆく旅になってしまうのが本当に不思議。さてはて、今回はどんな発見があるのやら!?
今回のドライブコースはコチラ
潜竜ヶ滝 → 平戸大橋 → 『Sea View Ranch』でランチ → 川内峠 → 教会めぐり(平戸教会・宝亀教会・紐差教会) → 生月大橋 → 生月大観音→ 塩俵断崖 → 大バエ灯台 → 生月サンセットウェイ
まずは以前から気になっていた江迎町にある潜竜ヶ滝へ。
こちらは文政12年(1830年) に平戸藩主観中公が「潜竜」と命名し、周辺を神域と定め、石垣や鳥居などを整備したと言われているそうで、苔むした古い灯籠や石段がその歴史を物語っているかのようです。
駐車場からしばらく階段を上って行くと、展望所のようなところがあり、そこから一つ目の滝を望むことができます。この滝はまるで竜が体をくねらせながら勢い良く山を下っているかのようにも見えます。
もうしばらく歩いていくとさらに大きな滝が現れました こちらは落差が約20m、滝つぼの深さが約6mあり、近くで見るとなかなかの迫力です。高くそびえ立つ木々の隙間からは光が降り注ぎ、まるでスポットライトのように滝を照らし、辺りはとても静かで、水が流れ落ちる音しか聞こえない。日常では味わえないこのような空間だからこそ、人々はそこに神様の存在を感じたのでしょうね
滝の傍には石碑二つが並んで立っていました。いつ頃のものかは分かりませんが、石の形や筆跡からして古そうです。
滝の周辺は県立公園として整備されていて、ちょっとした遠足やピクニックにもちょうど良い感じです。 MR潜竜ヶ滝駅から歩いて30分ほどで来れるようなので、MRを利用して来るのも楽しいかも知れませんね!
公園内を散策していると、tamiが変わった気の実を発見 辺りにたくさん落ちていたので手で割って中身を見てみると、サクランボのような果肉が詰まっていて、ほのかに甘い香りがします。これは食べられそうだなと思い、試しにペロッとなめてみると甘くて食べられそうな感じでしたが、とりあえず正体が分からなかったので食べるのはやめておきました 帰ってから調べてみると意外な事実が判明。この実の正体は…
(6月4日皿山公園にて撮影)
なんとこちらのヤマボウシ(ミズキ科)の実だったのです 花はよく知っていたけど、このような実が成るとは知りませんでした。しかもサクランボと同様にちゃんと食べられるんですって。今度は安心して口に入れてみようっと
ムクゲ(アオイ科)の花は今が最盛期で、この公園の入り口にもたくさん咲いていました。潜竜ヶ滝周辺には大きなモミジの木もたくさんあったので、11月~12月にかけての紅葉の季節もまた別の趣があってきっとステキだと思います 秋もぜひ訪れてみたいな~