夏休みの宿題がなかなか進まなくてやきもきしているのは、親ばかりのようだ。
本人はいたって平気で、遊びばかり楽しんでいる。次はあれをやってねと約束させるのだが、返事ばかり良くて、結局なにもしない。
テレビ番組ならいつかは終わるが、ゲームはエンドレスで楽しめるので、キリのいいところでやめさせるのがなかなか困難だ。
そんな中で、今日はなんとか、読書感想文を終わらせた。三日もかかるとは、思ってもいなかった。
長女が机に向かっている間じゅう、次女は、ハエたたきで叩いてはけたけた笑いながら逃げたり、つつきに来てはまた逃げ、何かを見せに来ては去り、コントのようなことを延々くりかえしていた。
長女は長女で、数文字書いては関係ない思い出話をし、数文字書いては絵をかいて何かの説明をするので、原稿用紙2枚を書くのに、2時間もかかってしまった。
自発的に取り組んでもらうのを待っていたのでは、時間切れになってしまうだろう。
このまま、ほとんどの宿題が出来ずに、入院に突入なんてことになったとき、私がいないのをいいことに、何もしない一週間か十日が過ぎることが、何よりもおそろしい。
そのあとに待っているのは、遊び三昧のお盆休みだ。
週末は、法事と夏祭りで、どれだけのことが出来るだろう。
手術もそうだが、宿題がどうなるかとの思いで、ハラハラ・ドキドキの時間を過ごしている。