心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

自衛隊は募集人員充足未達状態が続いている

2025年02月15日 | 世界

防衛予算を10兆円規模に大幅に増やしたいと国は言うが、防衛を支える人材が乏しいようです。少子化で人口減少の傾向が続いており、民間と採用競争になっていますが、現代人は、防衛の重要性より、労働条件を気にするようです。

陸海空、いずれも充足未達です。海自の2023年度のデータは、50歳代定年の「非任期制」の採用が1042人(充足率64%)、数年で退官して転職などする「任期制」は444人(同32%)だったそうです。人員が足りずに定員未満で出港したり、別の船の所属の自衛官が任務にあたったりする艦もあるようです。

海自は、船で航海し、不自由な生活を強いられるのに、短期就任より、永年就任を希望する人が倍もいるということは、いい条件で民間への転職がうまく行かない不案があるからでしょう。民間に行くなら最初から民間に行った方が有利ということでしょう。

数は多くないが、防衛意識の強い人はいるようで、このような人は戦士になるのでしょう。しかし、防衛費10兆円規模はお金の無駄使いですね。防衛できない自衛隊では自衛隊維持は空しいですね。戦前日本の勝てない軍のようなものです。

ロシアのウクライナ戦争を見ると、戦場での軍人の戦争ではなく、ミサイルや無人攻撃機による攻撃、空から来るミサイルや無人攻撃機の迎撃になりつつあります。自衛隊員を増やすような防衛は役に立たないでしょう。

憲法第9条(不戦)の方がはるかにいいのではないでしょうか。ミサイルや無人攻撃機による攻撃、迎撃は人々の戦没、国土の荒廃になります。双方、大損です。死んでは損です。住むところ、生産するところを失っては大損です。幸福に生きるためには国より、人です。ガウタマ・シッダールタの生き方の方が幸福です。悟った方がいいですね。仏教がいいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする