当初ロシアはウクライナの軍事施設だけを攻撃すると言っていたが、次第に町を攻撃し始めました。ウクライナの人々を恐怖のどん底に落とし、ウクライナの抵抗をなくす戦術です。かつて太平洋戦争でアメリカが日本の町を無差別攻撃して人々の戦意を奪った戦術です。ウクライナの人々の戦没者が増え、町は廃墟になるでしょう。すでにウクライナの人々は大混乱になり、西側隣国に逃げる人が100万人に近づいています。
こうなるとウクライナ軍は地下組織化し、防衛意欲の強い国民も地下組織に参加し、侵攻したロシア軍に対し、ゲリラ戦のような戦術を多用するようになるのではないでしょうか。
ウクライナに正義あり、ロシアに正義なしということで、ウクライナ側は命をかけて戦いますが、ロシア軍人には恐怖が走ります。双方消耗しますが、アメリカ・ヨーロッパはウクライナに軍事支援を続けるでしょう。ロシアも武器弾薬食料衣料医薬などを前線に送り続けます。アメリカ・ヨーロッパ、さらには世界はウクライナを助けよということで支援がとまりませんが、ロシアは正義なしということで、また、もの不足、悪性インフレなどでロシア内の反戦ムードが強くなり、輜重に不足が生じ、前線の軍人は厭戦気分になるでしょう。ロシア軍人の戦場離脱者(亡命者)が増えるでしょう。ロシア軍幹部に動揺が走り、辞任、解任などが増え、プーチン大統領は孤独化が進みます。家来なき戦国大名となり、行き詰まります。
行き詰まったプーチン大統領が核兵器を使う恐れが大きくなりました。彼がボタンを押せる立場だと非常に危険です。親ロシアの中国による停戦仲介が重要になったと思います。核のボタンを押される前にプーチン大統領に安全な引退の場を提供することで彼を孤独の世界から引き出すことがだいじです。
今プーチン大統領が戦争停止、ロシア軍撤退を決断できれば最善ですが、彼はそのような決断を出来る精神状態ではないと思います。
人類試練の時を迎えました。
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