開発途上国から外国人労働者として日本に来て、低労働コスト労働者として扱われ、それだけでなく、彼らの弱い立場につけいられ自由平等平和を奪われ、苦悩している人が多いと聞くにつけ、日本は本当に自由平等平和かと深く疑問を持ちます。
観光産業はおもてなしが上手で外国人観光客は日本は素晴らしいと言います。これは彼らがお金を使ってくれるからということになります。昔、日本人は「イコノミックアニマル」」と批判されました。今もそうだということになります。
先進国だと評価されても開発途上国からきた労働者が、日本の生活は苦しい、日本は非人間的だ、自国に帰りたいと思うなら、日本は先進国ではないと思います。
韓国も先進国になったと思います。しかし、苦労して脱北して韓国で生活することになった人の中に、いつまでも朝鮮(北)人扱いされ、差別され、苦悩し、朝鮮に帰りたいと思う人がいると聞きます。
先進国とは、国籍を問わず、、人が人として扱われる自由平等平和の国だと思います。外国人労働者に自由平等平和を適用しないなら、日本政府も経営者も外国人労働者を増やしてはいけません。経営者が労働力不足で悲鳴を上げていても非人間的な方法で彼らの要求を認めるような無法国になってはいけません。
ところで憲法第9条(戦争の放棄)は、先進国の中の先進国の法なのに、アメリカに押し付けられた条文だと軽視し、国民的議論を行って改正するならまだいいが、昨今は、条文を無視して防衛論、戦争論に夢中になっています。これは法治を捨てたことを意味します。形は民主主義だが、自民党一党独裁を意味します。国民が民主主義を捨てたことを意味します。
中国やロシアには民主化運動があります。日本は民主主義を守れるのに守りません。社会の病気は中国やロシアより重症だと思います。
日本の人々よ、国より自分です。自分が学問し、よく考え、明るい人生とは何か、明るい社会とは何かと自分なりの考えを持ち、その考えを実践する自由を持ちましょう。政治家、経営者などに人生を考えてもらうような不自由な人生は捨てましょう。仏教に唯我独尊という言葉があります。うぬぼれ、思い上がりと悪い意味で使われていますが、自分を大切にするという意味だとすると、いい言葉になります。
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