心の旅紀行

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ロシアのウクライナ戦争は一時停戦では意味がない

2023年01月06日 | 世界
 

ローマ教会と同じようにおよそキリスト教会とは思えない虚飾のロシア正教会ですが、そのキリル総主教が、5日、ロシアのクリスマス(7日)のためにウクライナ戦争の一時停戦(6日12:00-8日0:00)を呼びかけました。このクリスマス慣習はウクライナでも行われています。

この呼びかけは、エルドアントルコ大統領がプーチンロシア大統領に持ち掛け、プーチン大統領が了承してキリル総主教が動いたようです。エルドアン大統領はゼレンスキーウクライナ大統領にも呼び掛けたようですが、ゼレンスキー大統領は、一時停戦では意味がないと考え、応じないようです。

エルドアン大統領の価値観は、妥協重視で、法重視ではありません。トルコ内乱問題対策の経験から妥協重視が現実的と思っているのでしょう。

しかしこの考えでは永遠に平和は実現しません。この問題で世界は苦悩しています。

世界はロシアのウクライナ戦争を犯罪と非難しています。ロシアに求められていることは、クリスマスの一時停戦ではなく、軍をウクライナから撤退させ、占領地をウクライナに返し、戦争を謝罪し、プーチン大統領一派が罰を受け、ウクライナに損害賠償を行うことです。

ロシア軍人がウクライナの戦場で地獄の苦しみを受けている責任はロシアにあります。ウクライナを非人間的に破壊しながら、ロシア軍人にクリスマス休暇を与えたいとは自分勝手にもほどがあります。

戦場のロシア軍人は、どんな方法でもいいから、脱走でもいいから戦場から離脱するといいと思います。国連とウクライナは脱走兵、降参者の受け入れ体制を設け、戦場離脱ロシア軍人の安全を保障すべきです。


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