ツァイインウェン台湾総統は、中国が戦争で台湾を統一する恐れを感じ、防衛を考えているが、戦争を避けることを重視し、交流の道を探っています。台湾は中国の民主化を望んでおり、それなりの情報活動はやっていると思いますが、共産党破壊工作はやっているようではありません。
シーチンピン中国主席は、中国の政治がいいか、台湾の政治がいいか、冷静に評価する度量を持ってほしいものです。自分は正しいと思い上がって戦争を始めるならば、双方大損で、戦争は泥沼です。先進国は台湾支援に回るので、中国は簡単には台湾に勝てません。ロシアのウクライナ戦争の失敗の繰り返しになります。
中国が、台湾が独立をめざさず、実質独立と言っていい現在の高度な台湾の自治を認めるならば、台湾はあえて独立を目指すようなことはしないと思います。
中国と台湾がいい政治を求めて競争することは双方国民の望むところでしょう。勝負は、10年後の双方の幸福度を比較評価して決めるといいと思います。
(注)台湾有事は日本有事と短絡して考え、防衛費増、増税と叫んでいる岸田文雄内閣は、戦争したがっている印象を中国に与えています。外交知らずの危険な内閣と思います。平和追求意欲がなさすぎます。
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