女房・娘、それと来訪者の女性から異口同音に願望されていたトイレを、とうとう設置した。
場所は第二小屋とFirePitの奥。
バイオニックトイレである。説明書には、自然にやさしい「農地内自然還元処理トイレ」と書いてある。便槽には水と酵素が入っていて、小便は水と一緒に便槽から伸びたパイプから土中に入り薄い液肥となる。大便が溜まって来ると酵素と体内菌の働きで各種の有機酸に分解され液化、ガス化する。夏の高温時に は発酵微生物の働きでトイレットペーパー等のセルローズも分解され消滅する。INAXの陶製便器で、1回300ccくらいの水を流す簡易水洗便器なので、液肥は分解に好適な濃度となり、適
当な流動性を持つようになる。
あまり利用することはなさそうなので、酵素の補充はあまりしなくても良さそうだが、液肥化しないかもしれない。凍結する前には必ず水抜きせねばならない。私は使わない。「雉打ち」スタイルが腸の奥からの脱糞を誘い、大自然への放尿が気分を爽快にするので、私はこのトイレを利用しないと思う。なのに施工費入れて25万円を据え付けてしまった。
次はお風呂。その前に井戸掘らねば。