日々徒然なるままに

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宮島へ行って参りました part2 その2

2018-03-17 21:39:02 | お出かけ
こんばんは。
昨日は一日ぐずついておりましたが、今日は朝から良いお天気で雲ひとつなく晴れ渡っておりました。
空気は冷たかった分、澄んでおり気持ちよく過ごせました。
朝は眩しい太陽が昇ってきておりました。





                                     





          
                                     





                                     




昨日は厳島神社を出たところで終わっておりました。
続きから書かせて頂こうと思います。

しばらく神社の裏側を通りながらこの後どうしようかと考えておりました。
雨は酷くないものの、なんとなく肌寒くそぞろ歩きもどうだかな、なお天気でした。
そういえばこの島の中にはこの厳島神社の他にも多くの神社があるなと思い、少し離れた場所にある処へ行ってみることにしました。





                                     





                                     





                                     





今来た道を引き返し、つまりは表参道へ行くのではなく、宮島水族館のある方へと歩いて行きました。
その手前に先に写真をあげた平清盛を祀ってある神社を訪ねました。
名前もその通り、清盛神社です。
朱塗りも目に鮮やかで海岸沿いに建立されております。
折りしも海外からの観光客の方に英語で案内をされておられるガイドさんがおられました。
結構年配な感じの方でしたけれどとても流暢な英語で詳しく説明しておられるようでした。
自分のブロークンな片言英語とはえらい違いです;。
話すのならあのくらい、ペラペラと喋ってみたいものだと思いつつ、彼らとすれ違いました。
この日は他でもこのような光景を見ることがあり、ボランティアなのかは存じませんけれど、英語でのおもてなしをされているということなの
かも、と見ていて思いました。
同じ観光をするのでも書いてある文字が読めなければ楽しさも半減しますしね。




                                      






                                      






                                      






                                      



それから更に歩いて向かったのは大元神社というところです。
水族館まではまばらにでも人通りはありますが、ここまで来るとお天気のせいもあるのか全く人はおられませんでした。
いるのは大人しい鹿ばかり。
梅の木の根元あたりでしきりに何やら食べているようでしたが、何かあるのでしょうか。
そんな静かな環境の中にその神社はありました。
お天気が今ひとつだったこともあり、その社殿自体はどことなくくすんで見えていたようでした。
此処は厳島神社より以前に建立されたとなっております。
御祭神は国常立尊(くにとこたちのみこと)、大山祇神(おおやまづみのかみ)、保食神(うけもちのかみ)とされております。
相殿神(あいどののかみ)は佐伯蔵職(さえきのくらもと)となっており、この人物?が大和時代の豪族であり初代の此方の神職のようです。

国常立尊、あるいは国常立神は国土を形成した時、つまりは天地開闢(てんちかいびゃく)した時に現れた神とされており、一番最初の頃に現れた
とされている神様です。
そこのところから大元という名前がつけられたのでしょうか、それは定かではありませんけれど随分古い神社には相違ありません。
これまで宮島を訪ねることはあっても、此方まで足を運んだのはおそらく初めてであり、誰も居ない御神前にて拝礼をさせて頂くと



〝 ように参った  此処が元ぞ 〟


そのような言葉が頭に入ったように感じました。
そのような言葉をかけられたかどうか、実際にはわかりませんけれど、静かな中にも厳かでもありどなたもおられぬその場所はひっそりとしており
ましたけれど、御神氣が満ちておるように感じられました。
たまたまそのお天気だったこともあってか、人気(ひとけ)もなく静かなその辺りで聞こえるものは時たま鳴く鳥の声ばかり。
本来、神社とはおおよそこのようなものであったのはないのか、そんなことを思わせるような静寂さでした。

                                


                                 





                                 






                                 


                           



                                 





                                 






                                 
    





                                 





                                 




                                   




一人静かに参拝させて頂いた後は、今来た水族館の前を通り戻って行きました。
この時点でお昼少し前の頃。
歩き回ったせいもあるのか、かなりお腹がすいていると感じました。
先ほどの清盛神社の辺りまで戻ると、以前何度か入ったことのあるお食事処がありました。
人通りの多い商店街からはかなり離れたところに立地しており、まだ少しお昼前だったせいもあるのかかなり空いているようでした。
観光地としては割りと良心的な価格の設定でもあり、以前食事した時にも確か素敵な看板娘ならぬ看板おばあちゃん(!)がおられたなと思い出し
中へ入りました。
お店へ入るとふんわりと暖かく、そのせいで今日は余計に寒かったんだと改めて認識したほどでした。
そんな日でしたので温まるうどんでも、とも思いましたけれどお腹も空いてるし、ありきたりではありますが親子丼を頼みました。
おられると思っていた看板おばあちゃん、今日は出てきておられず、代わりに可愛いこれは本当の意味での;看板娘さんが応対して下さいました。
どうやら家族経営であられるようでした。
自分のほかには若い男性が殻つきの牡蛎を頼んで美味しそうに食しておられたり、若いお嬢さん達が楽しそうに会話しながら頼んだご飯が出てく
るのを待っておられたようでした。
ほどなく自分の頼んだ親子丼も運ばれてきて、口にすると温かさと相まって余計に美味しく感じられました。
そうこうしていると扉を開けて入ってこられたのは海外の方。
カップルでしたが、男性の方は割りと流暢な日本語で「穴子丼」と言って頼まれていたようです。(自分の席の隣だったんで聞こえたんですよ、ダンボ
の耳には、多少はなってたかな;)
店内の食事の案内には英語表記は全く無く、それでも以前もこのお店で食事をした際にも結構海外の方が来ておられたなと思い出しました。
どのように食事を皆さん頼まれるのか、興味のあるところでしたが真相はわかりません。
まさか今日は不在のおばあちゃん、英語で応対してたのかしら;。
ともあれお腹もくちくなり、そこを出ると外の風の冷たさに今一度首をすくめる思いでした。





                                      




此処からは腹ごなしも兼ねて小路を散策しました。
元々は表参道といわれる今の商店街以外の場所は、そのほとんどが島内で暮らす人々の生活道路でもあったようです。
一本裏の道を入るとそのような面影も残しつつ、現在は小さなお店や喫茶店、あるいはこんじんまりとしたお宿もあるようです。
自分自身は賑やかな通りを行くのはあまり好きではなく、専ら此方の裏道を行く方が多いですね。
そんな小路も年々、自分のような観光客が訪れることも多くなっているようでどことなく垢抜けてきているところも見られます。
そのような中に、宮島に渡ると必ずというほど訪れるギャラリーを兼ねた喫茶店があります。
店内は宮島の昔からある家屋の趣を壊すことなく現代風にアレンジされており、落ち着いたその雰囲気に癒されます。
今回はギャラリーとされておる処は古い時代からのお雛様が飾られておりました。
豪華な段飾りではありませんけれど、雅なお顔立ちの雛の顔は当時の人々の理想とするそれだったのでしょうか、なんとはなしにそんな風に感じ
られました。
後ろにはこれもまた風流ともいえるような屏風が立ててあり、お雛様らを引き立てております。
お店の若奥様ともこの雛についてあれこれと話も伺ったりしておりましたが歩きつかれたこともあり、しばしそこに置かれた椅子に腰掛け、ぼん
やりとそれらを眺めておりました。





                                      





                                      





                                      
                                      




                                      





                                      





                                      





                                       





                                                                       
                                      





どうやら来月の半ば頃まで島内の多くの店舗等でこのようなお雛様の展示があるようです。
これからお越しになる方はご覧になられては如何かと思います。



いつもなら此処でお茶を頂戴しのんびりするのですけれど、先ほどお昼を頂いたばかりで今回はこの催しを拝見しただけとし、いつもお話させて
頂く店主の奥様とはこんにちはとご挨拶だけしてそこをお暇致しました。
その奥様はお客さんとして来ておられた海外の方と英語で何やら話しておられたようでした。
やはり今は何処へ行っても海外からの訪問者は少なくないようでした。





                                    



                                  
                                  
                                   


                                  


                                   
                                   




寒くもあり、これ以上島内へ居ても今日はしんどいかもしれないと思い、これで今回の宮島訪問を終えることと致しました。
帰りのフェリーにも来た時同様、全く待つことなくすんなりと乗船することが出来、お天気はともあれついている日のようでした。




                         
                                    





宮島及びその周辺探索というにはお粗末さまな今回の訪問でしたけれど、自分としてはまずまずであったかと考えております。
盛りだくさんにしようとすれば、まだまだいけそうですけれど;、それはまた次に回そうかと思います。
そう次の機会にはどうぞ皆様、ご一緒頂ければとても嬉しい、そう感じております。


明日はこれまた少し番外編;?をお送りするつもりです。
あ、我が家の龍も登場?するかもしれません;。
笑ってやって下さいませ。



本日もこのブログへのお付き合い、真に有難うございました。
感謝申し上げます。
コメント
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