芽室町議会議員 正村紀美子のブログ 「つぶやきをかたちに」

いつも市民派ずっと無党派!
芽室町議会議員まさむらきみこのブログです。

6月議会の一般質問

2015年06月03日 | 議会/委員会
今日は一般質問の通告日でした。
以前から気になっていたことがようやくカタチにすることができたので、
一般質問に盛り込みました。
また、選挙で掲げた公約のひとつも入れました。
全部で3項目について質問します。

一般質問は、6月15日(月)の3人目です。
おそらくお昼前後になると思います。
傍聴はどなたでもできますので、お時間がありましたらぜひ傍聴にいらしてください!
質問を聞くと質問者(議員)の考え方、スタンスがよくわかると思います。

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【乳幼児医療費助成対象年齢を拡充せよ]
(1)管内自治体における乳幼児医療費助成状況は、ここ数年で大きく前進し対象年齢の拡大が進んでいる。本町においてもホットボイスや保育所の保護者から、助成対象年齢の拡大を求める声がある。本来、生命や健康にかかわることは、自治体間で格差があってはならないと考えるが、町は子育て世代の声をどう受け止めているのか。
(2)本町は、平成26年度から第2子の保育料は2分の1に、第3子以降は無料とする保育料軽減対策など子育て世帯へ積極的な経済支援を実施している。
経済支援のさらなる充実として、乳幼児医療費助成を中学生まで助成対象とし、「子育てしやすいまち」の実現を目指すべきと考えるが、町の認識はどのようか。

【高齢化社会における公共サービスパートナー制度のあり方について】
(1)公共サービスパートナー制度は、導入から10年が経過したが、地縁団体が担っている業務の取り組み内容(実施業務及び受託件数)にどのような変化があったか。
(2)変化が生じた原因を町はどのように分析しているのか。
(3)高齢化率の上昇、町内会加入率の減少など、公共サービスパートナー制度を取り巻く社会状況は大きく変化している。受託団体の要件を見直し、仕事を求める高齢者団体が活動できるようにすべきと考えるが、町の認識はどのようか。

【安心で安全な水道水の供給のために複数水源を維持せよ】
近年、異常気象による予想を超える災害や水質汚染が起きている。
災害等に備えるためにも、水源は複数持つべきと考えるが、町の認識はどのようか。

6月議会が開会〜国保会計繰上充用について

2015年06月03日 | 議会/委員会
6月議会が昨日開会しました。
初日の議案は、国保の議案が次々と提案されたり、今期から始まった予算決算特別委員会が開かれたりと
中身の濃い、そして議会の責任を感じた初日でした。

自治体の財務は、会計年度ごとに独立しており、3月31日までにその年度の予算を作り、5月31日までに前年度の出納整理を行わなくてはなりません。
4月になって赤字決算になることが判明したからといって、赤字決算にすることはできないので
翌年度の歳入を繰上げて赤字の埋め合わせを行うことになります。
その時期、対応も決まっており、5月31日の出納整理期間の閉鎖日までに長が専決処分しなくてはなりません。

芽室町国保会計は、平成23年度決算に赤字が生じることがわかり、
平成24年6月議会において、国保会計補正予算が提案され(専決処分として繰上充用が行われたこと)
議会はこれを承認してきました。
その後、毎年6月議会に国保会計補正予算(財源不足のため繰上充用で対応したこと)が提案され、
今年度の繰上充用金は2億5600万円(これまでの累積赤字ですね)にまで膨らんでしまいました。
国民健康保険は、加入者が納める保険料と、国・県・市などの負担金や補助金などによって運営しており、
この赤字の解消も計画的にすすめなくてはなりません。
(この件については現在のところ示されていませんが、12月議会において説明される予定とのこと)

そこで昨日は、国保会計の健全化を図るため、大幅な税率改正とそれに伴う条例改正が議会に提案されました。
その審査は厚生文教常任委員会に付託されることとなっています。

国保会計の加入者は、高齢者と低所得者の方が多いという構造的な特徴があります。
国保会計健全化にむけては、税率改正だけではなく、医療費の抑制、保健事業の充実など取り組む課題は多くあり、
今後もしっかりみていかなくてはならないと思っています。

予算決算特別委員会は、本会議の休憩中に開催されました。
はじめての委員会ということで、まだ試行錯誤していると感じています。
議会中継をみていた方からも同じようなご意見を頂いています。

委員会に付託される案件については、どのような案件が委員会に付託されるのか、明確なルールがありません。
この件については全員協議会のときに指摘をし、議会運営委員会で協議するべきと発言をしていますので
今後ルールが作られることとなります。