鴫と干潟とマングローブ

2012-08-04 20:10:56 | 鳥(Birds)


クロツラヘラサギ(Platalea minor) Black-faced Spoonbill


干潟の中洲のような岩礁で休んでいたクロツラヘラサギは、潮の動きを察知して目を覚ました。
沖縄本島ではどうやら越夏する個体もいるようで、いつの季節に来ても見られるイメージ。

豊崎干潟、具志干潟、瀬長水路、瀬長遊水池、米須海岸等...本島南部にいくつもある干潟はどれもシギチ達の格好の餌場になっていて、潮汐の具合によって彼らは頻繁にこれらの餌場の間を移動している。
よって、どの干潟にどっさりシギチが入っているかをその時々に予想して見てまわることが必要になのだ。




アカアシシギ(Tringa totanus ussuriensis) Common Redshank


最後に訪れた瀬長水路はまさにこの時、シギチの当たりだった。
20羽以上のセイタカシギに10羽以上のムナグロ、他にもアオアシシギ、キアシシギ、アカアシシギ、タシギ、イソシギ等が狭い干潟部に密集して、せわしなく採餌していた。




アオアシシギ(Tringa nebularia) Common Greenshank


まだまた課題の残る沖縄本島。訪れやす島だから、また何度も来ることになるだろう。




具志干潟



【Okinawa Is.(沖縄本島) Japan/15th April, 2012】