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インドトサカゲリ(Vanellus indicus) Red-wattled Lapwing
いつも遠くから特徴的な声で警戒してきてはすぐに飛んで行くインドトサカゲリも、自分と人との間に何か阻むものがあれば少しは安心するようだ。
この時も公園の池が私とインドトサカゲリの間にあったため、少しは近づくことを許してくれた。
それから空港の滑走路脇を通る道路横の芝生には高確率で居た。これは、この道路に少しも路側帯がなくて交通量もなかなか多いために車がほとんど止まることがないから安心して採餌できる、ということを彼らは学習しているに相違ない。
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コウライウグイス(Oriolus chinensis) Black-naped Oriole
公園の背の高い並木はコウライウグイスたちの塒になっているようで、夕方に歩くと「ホィホヘ、ホィホヘ!」と鳴き交わす声が聞こえた。オーストラリアで見たキミドリコウライウグイスもそういえば同じような声で鳴いていた記憶がある。
とてつもなくシャイな鳥のようで、小群で行動している時にも林冠部に潜行していることが常で、飛翔は見えても木にとまった瞬間に即行潜る、といった感じ。この派手過ぎる色を自分で気にしているのだろうか?
今年の5月に、国内の離島で血眼になって探しても結局見つからなかったバナナが、こんなにもあっさり見られてしまうなんて。ここでは松の枝や特徴的な笹などにはとまっていない。
【2010/08/04/マレーシア Langkawi,Malaysia】
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