イボイモリ(Echinotriton andersoni)
テケテケと早足で動けるシリケンイモリと違って、このイボイモリは人影が近づいてもマイペースにのっそのっそとと一定のペースで歩く。ゴツゴツした体表は、ゴジラの仔かはたまた火山岩から生まれたのではないかと思ってしまうほどに岩肌から削り出したような質感である。
倒木の下からでも這い出てきたのか、全身に木屑をくっついけていた。
オキナワシリケンイモリ(Cynops ensicauda popei)
オキナワシリケンイモリは体色に個体差がある。背面がマットに真っ黒なものもいれば、このような背面から腹面付近にまで及ぶ金箔を散りばめたような美しい斑紋が出るものもいる。
さて、今回の短い旅はここまで。
沖縄本島はまだまだ攻め足りないから、これからの人生の中でまた何度も来ることになるだろう。
これにて、終。
【2010/12/06,07/沖縄本島 Okinawa Island,Japan】
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