ノビタキ(Saxicola torquata stejnegeri) Common Stonechat
ここは、イタドリの茂る草むら。
エゾムシクイの動きを双眼鏡で追っていたら突然、ノビタキの雄が視野の半分を覆った。
そういえば、私が小学生の頃はイタドリを地方名で「いたんぽ」と呼んでいた気がする。
下校途中には道端に生えていたいたんぽを引き抜いて葉を除き、友人とその茎で居合い抜きの「いたんぽチャンバラ」を行っていた。上手くいけば相手のいたんぽを「ポクン!」と軽快な音を立ててへし折ることが出来た。これに負けてフラストレーションがたまった方は相手の不意を付いて背後からランドセルにいたんぽ刀をヒットさせたりした。
こうして折れずに歴戦をくぐり抜けたいたんぽの刀は実に誇らしげな代物だったけれど、家に帰り玄関に放置しておいたら次の朝には萎びていた。
【2011/05/02/石川 Hegura Island,Japan/May.2011】
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とても可愛いですね。
私が子供の頃は・・・大昔なのでよくは覚えていませんが、確か、すかんぽ、とか、すいば、って言った気がします。北のものと違ってあんなに大きくはなりませんが、生えたばかりの茎を食用にしたような・・・、酸っぱかったような気がします。
イタドリの地方名には色々あるのですね・・・!
酸っぱいから「酸い葉」ですか。なるほど。
僕はまだイタドリを食べたことが無いので、機会があれば是非チャレンジしてみたいものです。
小学校からの下校路には他にも、ワラビ、コゴミ(クサソテツ)、ノビル、フキなど、食べて美味しい野草ばかりが生えていた記憶があります。野草の季節になるたびに寄り道しては、摘んで帽子の中に集めて、得意げに持ち帰っていました。