アオショウビン(Halcyon smyrnensis) White-throated Kingfisher
田園地帯を見渡すと、いきなりアオショウビンが電線にとまっている光景が目に飛び込んできた!
飛んだときに広がるターコイズブルーの翼と、淡青色の斑があまりにも鮮やかなアオショウビン。幼き日に初めてその存在を知った時は、なんだこの不自然に派手過ぎるカワセミは、と思ったものだ。しかし不思議なことにこの地で実際に見るアオショウビンは少しも違和感がなく、熱帯の景色の一部に溶け込んでいるように見えた。
私がこの水田の農家なら鳥のせいで気が散り仕事にならないこと請け合いである。
ここのアオショウビンはブッポウソウ並みの電線・電柱依存症で、8割ぐらいの確立で人工物にとまっている。広大な水田で餌を見つけるには電線や電柱が良い見晴台になっているようだ。たまに餌を見つけるとフワリと地面に落ち、ただ拾うように餌をとっていた。蟲やカエルがメインの餌かと思いきや、ちゃんと川で魚を捕っていたりもする。
メグロヒヨドリ(Pycnonotus goiavier) Yellow-vented Bulbul
「ジュクジュク」と鳴いていたメグロヒヨドリは、普通種だけれどかなり美しい鳥。
単独で行動していることが多いよう。
田んぼ1枚分向こうで、時おり何かが飛んではすぐに隠れる。じっと見ていると、正体は鮮やかな色のセイケイだった。
インドトサカゲリ(Vanellus indicus) Red-wattled Lapwing
これまた派手なインドトサカゲリ。4、5羽の集団で休んでおり、私からかなりの距離があっても「ピ、ピ、ピ、ピゥィッ!」と特徴のある鳴き声で警戒してくる。この鳴き声が本当に頭から離れない。
【2010/07/28/マレーシア Langkawi,Malaysia】
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