ジェイドパーチの池

2011-03-09 21:16:12 | 鳥(Birds)


ヨコフリオウギビタキ(Rhipidura leucophrys picata) Willie Wagtail

さらに南下して、ここはジェイドパーチの管理釣り場。アイゴのような見た目のジェイドパーチが、オーストラリアではニジマス感覚の釣堀ターゲット魚なのだろう。ちなみに私達は、特に釣りをしにこの池に訪れたという訳ではない。
池の畔の針葉樹にとまっていたヨコフリオウギビタキは、珍しくおとなしくしていた。オウギビタキならば普通、英名は「Fantail」なのだけれど、このヨコフリに関しては何故か「Wagtail」となっている。確かに名前の通りイワミセキレイばりに尾をリズミカルに横に振るし、Wagtail(セキレイ)みたいにちょこまかと良く動く。




マミジロカルガモ(Anas superciliosa) Pacific Black Duck


静まり返った池には、小柄で嘴が太く虹彩が黄色いフエガラスが水を飲みに来ている。また、ひと気の無いジェイドパーチ養殖層のあたりにはクロサギの顔を白くしたようなカオジロサギが魚を狙っていて、私の存在に気が付くと慌てて飛んで行った。この時、飛んだカオジロサギに目をやった私の後ろを、セイケイが今だとばかりに静かに横切った。さらにジェイドパーチを狙ったカンムリミサゴが私の上空を通過していった時。誰も居ない池の奥から突然、マミジロカルガモ達がゾロゾロと出てきた。




トサカハゲミツスイ(Philemon buceroides yorki) Helmeted Friarbird

ここで曇天から突然のスコールが降り出した。
そこで私達は、慌てて近くのカフェに避難した。ここでも、もちろんオーストラリア名物飲料の「Lift」を注文したことは言うまでもない。


【2010/03/07/オーストラリア Cairns,Australia;Mar. 2010】


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