畑仕事をしていると、作った木酢液をペットボトルに入れたり、液肥を使う時などに「漏斗(じょうろ)」が必要になってきます。
1つはワイフが「もうこれは使わないから」というのをもらい受け、もう1つは百均で買った小さなのを使っているのですが、大きなのが必要になったので、自分で廃品を利用して作りだしました。
写真の一番上のは、まだ現役の散水ノズルです。その下のが散水ノズルのどの部分を使っているかを説明しているもの。今作り終えたものです。一番下のが少し前から使っているものです。
この散水ノズルは樹脂製なので、一年中太陽に晒(さら)され、暑さにも、冬の水の膨脹に内側からもやられて、弱い形成の合わせ目などに穴があくなどしてビューッと水漏(も)れをおこすことが多いのです。
私も3回か買い換えました。そして、使えなくなった散水ノズルは何かに使えるかもしれないと残していました。
今回もそれを利用しての「漏斗」作りです。
このホースとつなぐ部分にはパッキングがもともと入れてあり、ねじ込み部分がペットボトルと同じ大きさなのです。
ここに胴を切ったペットボトルをつなぐのです。
これで出来上がりです。
1つ目に作った「漏斗」は薪ストーブを焚いて集めている木酢液をペットボトルに入れるために使っています。
今回作ったのは、ビニールハウスで夜に入れている「暖太郎」に灯油を注ぐのに使います。ですから、ハウスに置いておくことになります。
この「暖太郎」はハウス内の空気を対流させて植物を少しでも凍害や霜害から保護しようとするものです。ヒーターではあるのですが、いわゆる“暖を取るもの” ではないのです。周辺は少し温かいですが、ハウス全体の温度を上げることはできません。
それと、説明には『タンク容量は4リットルと大きいので、1回の注油で約1週間ほどもち、手間がかかりません。連続燃焼時間が50~60時間持ちますので、昼夜問わずご利用いただけ、温度低下や霜の防止に役立ちます。明るい白色炎燃焼方式で、炭酸ガスが発生し、作物の光合成を促進させるのに効果的です。そのため生育を早め作物の形状や色つやをよくします。』等々とありました。