皆さんのブログを拝見していると、多くの方がもう種を蒔いておられるようなので、私も種蒔きをしてみることにしました。
寒い時期だと保温器がいるとばかり思い込んでいて、でも2万円くらいはするし…と躊躇(ちゅうちょ)していることもあって、例年3月くらいから種まきはしてきました。種の袋にも1月や2月から蒔ける種なんてありませんでしたから。
“保温器はないけれど、なんとかできないものだろうか!? ” とあれやこれやと考えました。
まず思いついたのが、木枠を作って透明なビニールで被(おお)ったらいいだろう!
日中はこれでいけるだろうけれど、夜温めるための熱源はどうすればいいのだろうか? ペットボトルにお湯を入れて “湯たんぽ” のようにして、木枠の底に並べればいいのだろうか? と思いつきました。
でも、これも手間(なんてズボラの人間!)なので、“手間を惜(お)しんでどうする!! ” の声も聞かれそうなのですが、あれやこれや考えて、昨日のブログ『2つ目の「漏斗(じょうろ)」を作りました』で紹介していたビニールハウスで夜間使っている『暖太郎』を利用してみることにしました。
その写真がこれ!
『暖太郎』の上で種を蒔いたポットを温めればいいと思いつきました。脚付きの木枠を新(あら)たに作るは手間だし! と周りを見ると、パッションフルーツの受粉作業(もちろん本来の使用目的である洗車にも使っていますよ。)にと買った洗車台がちょうどいい高さだったので、脚付きの木枠づくりは止め!!
このように使い出しました。
でも、大きなプラスチック・ケースを使う予定で作った木枠なので、アルミ台には大き過ぎ。
現在はアルミ台の幅に合うように作った木枠を使っています。
この写真は夜使っいる使い方です。下から『暖太郎』の熱があがってきますので、熱すぎないように木枠に園芸用の棒を渡して、その上に乗せています。そして、このポットのケース全体に穴あきのビニールを被せています。
昼間は『暖太郎』は消して、ポットはアルミ台に直接置いています。太陽の熱でアルミ台がホ~ッと温かくなるからです。
そうそう、始めは1番上の写真にあるようにメロンの種だけだったのですが、このやり方で、ご覧のように、先週13日(火)に蒔いたメロンの種から芽が出たのです。ちょうど1週間でした。(黄色のポット=レノンウェーブ種、赤いポット=レノンハート種、青いポット=パンナTF種)
“2月でもうまく芽出しができるんだったら” と気を良くして、キュウリの種とキュウリと接ぎ木にする台木となるカボチャの種、長ナスの種、ナリクラの種も蒔いてしまいました。
でも、“これから先、うまく育ってくれるだろうか!?” とか、“徒長苗にならないだろうか!?” とか、苗までに育ったら今度は “寒さに慣(な)らさなければならないけれどうまくできるだろうか” とか、心配は尽きないのですが、とりあえず、この方法、続けてみようと思います。