ななっ、なんと無責任な! 政府・東電の、一方的なこの通達?を受け入れる訳にはいかない!
福島第1原発の4号機で、来週にも始まるプールからの燃料取り出しに関して、報道陣にはカバー内部に入っての取材が許され、取り出し用のクレーンが備え付けられた、取り出し直前のプールが公開された。
冷却のため、プール内に沈められた燃料の上には細かながれきがまだ散らばっているという。当然、がれきを取り除いて作業をしなければならない。
どんなやり方で取り除くのか? そのクレーンの性能でできるのか? クレーンを操作する作業員の技能はどうか? “万が一”への対応はどのように想定されて、どのような対処が講じられるのか? 新しい封入容器の耐久性はどの程度か。新しい封入容器への移動がイラストなどで説明されるが、密封までの間に起こりうる危険はないのか?
等々のシュミレーション・アセスメントはなされているのか?
新しい貯蔵施設の外観はニュース映像でも見えるが、その内部は?
しかも燃料取り出しの完了には1年前後かかると見通しをいう。果たして、そんな期間で本当に完了するのか!? 等々? 湧き上がる疑問は解消できず、心配は増すばかりである。またぞろ、上手くいかなくて、政府・東電は投げ出すのではないだろうか?
まず今、大事なやるべきことは、政府・東電のこの取り組みを、御用学者・推進派ではない研究者等に門戸を開いて検証することである。
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