第6回木下寄席 2018-03-29 11:11:09 | 木下寄席 第6回木下寄席のご案内をします。 五街道雲助師匠の親子会です。若手の人気落語家龍玉師匠の個性をお楽しみください。 出演者 五街道雲助・蜃気楼龍玉、(前座)桃月庵ひしもち 日時 2018年5月27日(日)開場13:30、開演14:00 会場 印西市文化ホール2F多目的室 料金 予約1800円(当日2000円)、学生1000円 予約 kioroshiyose@gmail.com 0476-46-7089生で落語を聴く会
俳句と落語「茶の湯」 2018-03-29 10:29:59 | 俳句 プレバト俳句でお馴染みの辛口先生、夏井いつき編「続・絶滅寸前季語辞典」に、 「水圏戯(すいけんぎ)」春の季語を紹介していた。これは石鹸玉の副題で、江戸時代にシャボン玉売りという仕事があったという。 「茶の湯」で定吉が泡が立たない「茶」を見て、ムクの皮の粉を買ってくる。泡が立つこと夥しい。この下りは定吉にとって自然な選択であった。 夏場、江戸では「玉や玉や玉や」と、上方では「吹き玉やさぼん玉吹けば五色の玉が出る」と、子どものおもちゃであるさぼん玉売りがやってきた。 材料がムクロジ(無患子)の実の皮であった。実は羽根つきの羽根の玉にも使った。石けんの代用としていたから、定吉が泡=ムクロジと発想するのも合点がいく。泡の立ちようも半端なかったろう。ムクロジだけでは秋の季語である。 「水圏戯」水と戯れるで、シャボン玉とは納得するが、「圏」?丸・輪という意味で生まれた言葉だろうか。 確かに絶滅寸前季語辞典に載るだけはある。