木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

4/12 上野広小路亭立川流夜席

2017-04-12 23:14:36 | 2018日記
入口の出番表を見ている人がいた。思わず、今日はいいよーって言ってた。
落語馬鹿になったのか。いやいや、今夜は是非聴いて欲しかった。
前座 笑ん「たらちね」高座に上がる機会が増えているのは、前座として嬉しいだろう。丁寧に。
立川寸志「壺算」持ち時間できっちり納め、面白い。店主との出会いの場面で、勝負を決めるあたりが新鮮だ。
立川志らべ「長屋の花見」季節ものだし、この季節に聴きたい噺。演者と長屋の連中との雰囲気が、妙にあってて可笑しい。
立川談四楼「三年目」
立川志ら乃「長短」長七とは付き合えないと、聴く度に思う。短七は演者が投影されるが如し。今夜一番の元気印。
立川龍志「花見の仇討」演者がのれば、聞く方も楽しい。客が楽しめば、演者も嬉しい。相乗効果で、盛り上がる。楽し~い。
帰り道、楽しい寄席だったなぁ~。幸せな気分です。夜席、客の入りが久しぶりに多いいではないか。また、嬉しい。
一番太鼓、頑張ってください。

情報 立川寸志5月春のぶらり寄席

2017-04-11 01:06:08 | 情報 X
GWは神保町へ! ぶらっと入れる気楽さがいいです。
本の街・神保町で、3日連続 立川寸志独演会
二席づつ、異なる演目でお待ちします。
5月1・2・3日 14:00開演/15:00終演予定
木戸銭 1500円(1ドリンク付)、懇親会参加者のみ別途1000円
会場 ブックカフェ二十世紀(千代田区神田神保町2-5-4開拓社ビル2F)
地下鉄神保町駅A1出口出て、右へ、すぐの角、古書店「@ワンダー」です。
03-5213-4853

4/10 限界突破第三回

2017-04-10 23:55:28 | 2018日記
寄席の持ち時間では、なかなか大ネタをする機会のない二ツ目三人による落語会です。
「限界突破」との意気込みの三回目です。
受付を寸志さんがしていました。呼び込みの声もよくって、上野の寄席らしいなぁと、聞きほれていました。
活気があっていいもんです。
開口一番は立川笑ん「子ほめ」です。
立川らく人「抜け雀」、マクラの長さも丁度よい。大ネタでも余裕を感じる。
若手らしい感性を随所に入れるくすぐりも効いている。そのひとつ「一文無しの競演」には客席は大笑い。
師匠と同じ「落語大全集」の演目を続けている、らく人「落語大全集」の地道な努力が、大ネタに負けない力となってきている。
4月21日(金)19:00上野広小路亭で、らく人「落語大全集」第7回目があります。
立川志の太郎「三枚起請」、惚れられた男の自惚れ、かわいさ・愚かしさで、客は笑う。
本日のトリは立川寸志「黄金餅」、この噺の山場に地名の言立てがある。菜漬けの早桶を担いで寺に向かう場面だ。
下手にやられると客の方が緊張するが、さすが難なくこなし、貧乏寺での描写も丁寧で、かつ、可笑しい。
16日の木下寄席での高座が楽しみです。
それにしても「限界突破」の次回はいつなんだろう。

4/8 談吉百席

2017-04-09 00:52:55 | 2018日記
天候がよくないので、歩かない交通経路にした。京成町屋乗り換え、都電荒川線で東池袋四丁目下車、会場はすぐです。
地下鉄でも都電でも、中国の麺の店「揚州商人」が目立つので、此店の斜め裏側に会場があります。
裏にのぼりが立っているのでわかります。
今日は感謝の第20回目
「天災」「らくだ」仲入「おせつ徳三郎」の三席です。節目を古典落語で〆ていました。
感謝ということで、お客さんへCDのプレゼントがありました。
CDには師匠左談次の挨拶、談吉の落語「夕立勘五郎」「かちかち山」が収録されていました。
受付には最近ずーと志ら門さんがいました。今日は、こしら一門のかしめさんが手伝っていました。
志らく師匠のTwitterで、志らく一門の前座は、志らく独演会・志らく一門会のみで前座仕事をするとの断りがあった。
多くの前座を抱えている志らく一門が前座仕事を制限したら、影響は大きそうだ。

GW印西鉄道模型クラブ運転会

2017-04-08 10:28:36 | 情報 X

鉄道落語という本が出版されています。古今亭駒次・桂しん吉・桂梅團次・柳家小ゑんの東西噺家によるニューウェーブ宣言と副題があります。
鉄道の落語会も主催されているようです。一度行って見たいものです。
乗り鉄、それもただ乗っているだけが好き。そんな私のもう一つのクラブが、印西鉄道模型クラブです。
公開運転会をゴールデンウイークに開催します。
5月7日(日)9:30~15:30 印西市文化ホール2F多目的室です。
車両持ち込みOKです。前日はクラブ会員のみの運転会です。
スケールの違うジオラマで、好みの車両を走らせませんか。

4/5 立川談笑独演会

2017-04-06 00:26:44 | 2018日記
国立演芸場での例月独演会です。
「千早振る」「紙入れ」「百年目・改」の三席。トークを入れて四席か。
「紙入れ」のオチのどんでん返しの、更に返しで大笑い。ヒヤッとするのです。
小引き出しに紙入れがあったと、親方が出す。ひぇ~、客は凍るね。
「百年目・改」は”調べたら”の台詞まで気付かなかった。新作落語のネタおろしかと思ったほど、間の心地悪さ。
「楽々トラベル」のタイトルでもおかしくない、現代に舞台を移している。
「百年目・改」と気づいた客の喜び、師匠に「やられた!」と心底思ったね。
暖かい日だった。帰りの北総線が混みあって、汗ばむほどだ。印西の桜も一気に開花するか。

情報 5月ふなっ子寄席

2017-04-05 02:13:59 | 情報 X
第21回ふなっ子寄席
5月7日(日)14:00開場/14:30開演
出演 立川談修・三遊亭円左衛門・三遊亭兼好・マグナム小林
料金 前売2000円/当日2500円/小・中・高生1000円
三回有効パスポート5000円/全席自由
会場 船橋きららホール フェイスビル6階(船橋市本町1-3-1)
問合せ・予約 03-6659-9087
enza.yanesentei@gmail.com

4/4 日暮里寄席二日目

2017-04-05 00:36:51 | 2018日記
日暮里駅前の桜は満開だ。しかし、寄席では花見の噺は両日ともなかった。
昨年は聴きあきたが、ないのも寂しいものだ。
一番太鼓でしょう、どんどんどんとこいって、聞こえました。上手くなりました。

前座立川かしめ「新聞記事」達者な話しっぷりだ。遅刻はしなくなったかしら。
立川吉笑「歩馬灯」結構好きな創作落語だ。「走馬灯」ならず「歩馬灯」、懐かしい光景を追体験してしまう。
立川談吉「よかちょろ」マクラが客層と合わなかったかも。本編だけで、十分聞かせる力がある。
立川談修「芋俵」本寸法で師匠らしい。新作・改作・いじりの流行る今にあって、落語を聴いた感は強い。
土橋亭里う馬「」演目がわからなかった。
仲入
立川志らべ「弥次郎」時事ネタが随所に入って、面白い。もともとがホラの弥次郎だから、何でもオッケー。
立川志らら「素人鰻」気遣いの人だ。
立川志ら乃「粗忽長屋」聴きなれた粗忽長屋も、今日は違う。改作をしているのではない。マクラが効いているのだ。
自分が自分であることの証明の難しさ、古典をグッと現代に引き寄せて見せた。上手い。

4/3 今日の日暮里寄席

2017-04-04 00:07:37 | 2018日記
今日が入社式のところも多く、真新しい服装の男女を見かける。
新しい生活に順応して、自分の居場所を見つけてほしい。
隠居の身で気楽に生きていると、ちょっぴり後ろめたさを感じる日でもある。
前座 談笑の5番弟子談洲「道灌」が開口一番、且つ、初高座である。
八っつぁんの口調が走りすぎだが、頼もしい新入りさんです。
立川志の太郎「権助魚」テンポよく、川魚を並べ立てる下りが可笑しい。
らく兵「宮戸川」噺の中に、トマトとじゃがいもの小話を入れこむ。それほど受けなかったけど、好きな小噺かも。
立川小談志「粗忽の使者」「松曳き」同様、粗忽の武士が出てくる。
立川志遊「鮑のし」長屋の女房はいいねぇ。気弱な亭主との取り合わせで、噺の幕開けだ。
仲入
立川こはる「がまの油」元気印がはじけます。
立川晴の輔「寿限無」後半部分はオリジナルで、新鮮な噺になった。
立川龍志「小言幸兵衛」龍志師匠ならではの可笑しさで、幸兵衛の先走り妄想がさく裂します。
出演者みなはつらつとして熱量高く、観客の満足感と相まって楽しい~ぃ。

4/2 立川流W親子会

2017-04-02 19:38:45 | 2018日記
渋谷に福来たるSPECIAL2017 毎日新聞落語会
渋谷区文化総合センター大和田のさくらホールが、今日の会場だ。
高座が見やすい良い会場だ。客層が広い。高齢者は少ない。
出演者のトークがあって、
立川吉笑「ひとり相撲」回を重ねて完成度が高くなった。
立川談笑「片棒・改」ミッキーを呼ぶ声が観客から起こる。
仲入
立川こしら「すもも鬼太郎」創作の桃太郎アレンジのひとつ。
立川志らく「鉄拐」トリとして落語で〆てもらった感じがした。
師匠の前で新作落語を演る一番弟子ふたりが、生き生きしていた。
見ているこちらも嬉しくなる。微笑ましい会だった。

次回は8月23日(水)決定!!渋谷に福来たる
古典ムーヴ/夏一番2017(仮)


3/31 第1回傳志会

2017-04-01 00:50:32 | 2018日記
イイノホールで第1回傳志会の日です。私と会員一名で行く。
落語にもってこいの空間です。霞が関から地下通路で入れるのも、今日の天気では有難い。
会場の雰囲気が違っている。一番手の談春がそれを感じ取って、緩い会ですからと言っても、大きいのだ。
立川志の輔・立川談春・立川雲水・立川生志がそろえば、観客の期待感は半端ではない。
兄弟会、ありそうでなかった、初めての試みだ。
立川談春「大工調べ」べらんめえ口調で、立て続けにまくしたてる。俺について来いとばかり、熱い一席目。
立川雲水「四段目」上方落語の面白さを。
仲入
立川志の輔「ハナコ」これぞ志の輔らくごです。新作とはいいません。
立川生志「紺屋高尾」独演会を聴く機会がなかったので、たっぷり聞けて嬉しい。
各々がたっぷり語る演目に、観客は言葉もない。
それぞれの持ち味が発揮された競演に、興奮冷めやらぬ侭だ。